2024年秋に実施、録音講座としてリリースされました

 

この講座の受講がすすめられる人

 長年バーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(BBSH)で学年部長・副理事長を務め、発達心理学・対象関係論・人間性心理学・ハコミ療法にも造詣の深い国際的ヒーラー、ディーン・ラムスデンによる特別講義です。ヒーラーとして40年、ヒーリング教師として30年以上の長く豊かな経験から生み出された、エネルギー・ヒーリングと最新の心理学の統合的な理解を、心理学の専門知識のない人にもわかりやすく講義します。

 ヒーラーとして仕事をしており、さらに深く真摯にクライアントと向かい合うための理解を身につけたい人はもちろん、本格的なヒーラーを目指して勉強中の人にも勧められます。

 「ヒーラーになりたいわけではないが、チャクラと心理学の理解をどう結びつけるかに興味がある」という心理・カウンセリング分野の人にも、また純粋にヒーリングと心理の分野に興味のある一般の人にも勧められます。

 2025年6月に実施予定の特別講座「関係性エネルギー療法入門 パート2」の準備としても強く受講が勧められます。

まずはこちらの記事から
・ディーン・ラムスデン「関係性エネルギー療法 チャクラとチャクラを結ぶエネルギーのコード(絆)は人間関係を可視化し、癒すことを可能にする

・ライブクラス 受講者の感想
  

シラバス

DAY 1 午前 講義1 イントロ
心理学とは何か/神話における心理学の芽生え/西洋の心理学、フロイト、ユング/西洋におけるヒーリングの発展、神智学、レドビーター/ヒーラーにとっての心理学的アプローチ、人間としての成長段階と関係性心理学/バーバラ・ブレナンの貢献

DAY 1 午後 講義2 ヒーラーが理解するべき心理療法の基礎
社会心理学とカウンセリングの役割/医療におけるメンタルヘルスの考え方/いかに社会が個人を条件付けるか/ポップ心理学(簡易化されて広まった心理学の知識)の役割/スピリチュアルあるいは宗教的なアプローチ/ヒーラーに必要とされる心理学的な知識/アブラハム・マズローの体系とチャクラ心理学

DAY 2 午前 講義3 チャクラ心理学
バーバラ・ブレナンの心理感情モデルとその発展/ヒーラーの仕事/自己のバウンダリ(境界)とは/チャクラが機能している状態と機能不全な状態/固定された心理パターンと心的防衛/心的防衛に対する関係性エネルギー療法のアプローチ

DAY 3 午後 講義4 チャクラの健全な機能と機能不全の状態(具体的に)
チャクラ1 肉体における安全さの感覚/チャクラ2 大切な人との間に結ばれるチャクラのコード(エネルギーの絆)/チャクラ3 知的世界観の形成と物質世界での機能/チャクラ4 長期の人間関係とチャクラコード(エネルギーの絆)の形成/チャクラ5 感覚・知覚機能/チャクラ6 大人の脳の発達と高い世界の現実/それ以外の重要なチャクラの存在と機能

DAY 3 午前 講義5 チャクラ心理学の実用
それぞれのチャクラの健全な状態と機能不全な状態の日常生活における実例/1から5のチャクラと性格構造の対応/ヒーリングにおけるクライアントの実例/

DAY 3 午後 講義6 チャクラ心理学の実用
チャクラコード、5つの基本タイプ(ジャンクコード、一時的コード、関係性コードと愛着コード、DNAコード、セルフコード/チャクラコードがどのように自己およびクライアントの癒しと成長に役立つか/健康な人間関係/ヒーリングにおける変化と変容

単位
「ヒーラーのための心理学」 専門レベル 1.5単位


申込み手続き

前提条件
なし

形式
・英語での講義に日本語通訳付き
・18時間の講義+実習課題

受講費
54,000円

手続き

(A)専門課程在籍者・卒業生、(B)長期履修者カテゴリ(メールグループに入っている人)、(C)2023、2024年中の対面講座の受講者は(1)(2)(3)のみ。
 それ以外の人は(1)から(8)までをメール → office@lifeschool.org

(1)講座名(「ヒーラーのための心理学」)
(2)氏名
(3)カテゴリ (A)(B)(C)または「なし」
(4)住所
(5)年齢
(6)職業、教育背景(SHASでの受講歴を含む)
(7)受講を希望する理由
(8)写真(スナップ可。マスクなしに限る)

2. 受付け確認メールが届くのを待ってください。

<重要:送金は「受付け確認メール」が届いてから。席が確認される前に送金しないでください>

3. 確認メールの案内に従って受講費を納めます。PayPalの送金記録がレシートの代わりとなります。入金確認後、アクセス情報が配信されます。

統合エネルギー療法科の卒業生に指導を行なうラムスデン氏

個人情報の扱いについて
 申込みの際に送っていただく個人情報は、その講座/研修/クラスの運営以外の目的に使用されることはありません。どのような場合でも、受講者の個人情報がSHASの外部に出されることは一切ありません。
 受講者の個人情報は定期的にサーバから削除し、受講記録をオフラインで管理しています。
 講座を受講された方でも、受講手続き以外のお知らせなどは、資格限定講座への招待など例外的な場合を除き、基本的にお送りしていませんので、最新情報はサイトのアップデートページやX(旧Twitter)をチェックしてください。

 この10月・11月には、長年バーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(BBSH)で学年部長・副理事長を務め、発達心理学・対象関係論・人間性心理学・ハコミ療法に造詣の深い国際的ヒーラー、ディーン・ラムスデンによるオンライン講座「ヒーラーのための心理学」を実施しましたが、受講者から届いている感想の一部を紹介します。

ラムスデン氏の指導する対面講座で、関係性エネルギー療法のヒーリングを学ぶ統合エネルギー療法科の卒業生

知識だけでなく、ハートにたくさんの滋養が与えられた感覚

 「ヒーラーのための心理学講座」ありがとうございました。

 個人的な感想になりますが、私の場合、知識だけでなく、ハートにたくさんの滋養が与えられた感覚です。

 由衣先生がバリで「目の前のことに自分に忠実に歩いていく」ということをお話しくださいましたが、心理学講座を受講して、バリでのお話しを胸に、前を向いて歩いていこう、という勇気がでました。(うまく表現できずすみません)

 録音を繰り返し聞かせていただこうと思っています。ありがとうございました。


インナーチャイルド、1チャクラ、すべてのチャクラのニーズを満たし、
自分を育むことの大切さ

 先日は「ヒーラーのための心理学 関係性エネルギー療法入門」を受講させていただきありがとうございました。用事があり、リアルタイムでは2日目と3日目の前半しか聴けなかったのですが(3日目の後半はこれから聴きます)、スマホのアプリで1日目のクラスを繰り返し拝聴しました。

 これまでの御校のクラスでも度々、土台が大事で、まずは1チャクラからとのお話をうかがってはいましたが、今回のディーン・ラムスデン先生の講義と王先生の通訳を聴いて、インナーチャイルドの基本的なニーズを満たすことの大事さや、本当に滋養となるものと出会って自身を育む事の大事さを改めて知り、1チャクラから取り組む事の大事さについてより理解しました。

 全てのチャクラに基本的なニーズがあるというお話が印象深かったです。

 私自身は仕事のストレス疲れへのセルフケアをしそびれて、とりあえずストレスを散らそうとして過食しがちです。そういう風にしてしまうパターンを変えられる様にしたいと思います。

 これから未聴の部分を含め拝聴して出来ることから取り組んでいきたいと思います。とても大切なお話をありがとうございました。


ヒーラーのためという切り口で学ぶことで、心理学の幅広い知識が立体的につながった
オンライン講座でも身近で教えてもらっているような密度の高さ

 こんにちは。心理学講座の感想をお送りします。

 3日間にわたるご講義をありがとうございます。本当に沢山の事を教えていただき、まだ一部しか噛み砕けていませんが、感想とお礼をお伝えしたくご連絡しました。

 ヒーラーのためという切り口で、心理学の幅広い知識をお伝えくださり、今まで独立していた知識が、立体的に見えるようになってきました。

 また、ディーン先生のご経験に根ざしたお話をうかがっていると、20年前の自分のふとした発言を思い出し、この頃から(もしくはもっと前から)、自分が大事にしたいことや、やろうとしていることが変わっていないことに気づきました。

 沢山の実践的な宿題もいただいたので、知識として終わらせる事なく、自己の癒しの取り組みやヒーリングの練習にしっかりと活かしていきたいと思います。

 貴重なご講義と理解が深まる通訳をありがとうございました。オンラインでしたが、身近で教えていただいているような密度の高さを感じました。受講できてとても嬉しく思います。

 さらに「安全さの感覚の確立」についてのご回答と、フォローアップメールまで送付くださり、ありがとうございました。

 先生方からいただいたご回答を大切な道標に、実践を積み重ねていきます。

 課題が山積みで、逃げ出したくなる時もありますが、この取り組みが力になると思うと、何度でも向かい合えそうです。


 SHASで関係性エネルギー療法ディプロマ・コースエネルギー心理学を教えるディーン・ラムスデンは、国際的に著名なヒーラーで、関係性エネルギー療法の創設者。

 アメリカのヒーリング・スクール Barbara Brennan School of Healing(BBSH、フロリダ州認定の大学)に教師および管理職として長く務め、在職当時から、人間関係とチャクラ・コード(チャクラとチャクラをつなぐエネルギーのつながり)に深い興味を持ち、多数の臨床データに基づき研究を進め、最新の発達心理学、関係性心理学、対象関係論の理解をエネルギー・ヒーリングの技術を組み合わせ、関係性エネルギー療法を生み出した。


チャクラ・コードとは何か 人と人を結ぶエネルギーの絆

ディーン・ラムスデン

 関係性エネルギー療法では、10個のチャクラによって人間の成長と進化の段階を地図に表す。そしてこの地図に基づき、人が胎児としての幼い自己から大人としての自己へと成長するにしたがい、それぞれのチャクラがどのように順を追って発達していくかを理解する。

 この成長を可能にする主要な心理エネルギー構造はチャクラのコードである。へその緒は、誕生以前に我々を母親につないでいる。チャクラ・コードは、この母親へのつながりを、へその緒という肉体レベルでのコード(絆)が切られた後も長く維持させる。

 コードはまた母親以外の人々との間にも結ばれる。特定の人々が我々にとって重要な存在になる時、その人々との間に、目に見えないつながりであるチャクラ・コードが結ばれる。

 ヒーラーの目には、これらのコードは、エネルギーを送り出したり受け取ったりする透明な繊維のように見える。横から見ると、ちょうどクラゲの触手のようだ。この流れは両方向性であることもあれば(お互いに支え合うような健康な人間関係の場合)、片側がエネルギーを奪われるだけの一方的なものであることもある。

 ポップスのラブソングなどは、そうと知らずにこのつながりについて語っている。このつながりは、それが切れた時にもっともはっきりと感じられるのだ。60年代にダイアナ・ロスはこう歌った「あなたはわたしを宙づりにしたまま」。これは一方的で不健康になってしまった恋愛関係を示している。

 コードには加齢現象もある。年を経たコードはしばしば、未解決の感情やつらい記憶の蓄積で汚れている。それは手入れされなかったり使われない宝石がさびで覆われるのと同じだ。さびたチャクラ・コードは、修復または完了が必要なのにずっと放置されている古い人間関係に我々を縛り付け、生命力を制限する。

 このようなコードをきれいにすることで、そして自己成長に取り組むことで、我々は過去を手放し、現在へと足を踏み入れ、自分自身のためにより望ましい未来を創造することができるようになる。

コードを切る、もつれたコードをほぐす

 ヒーラーによっては、コードを切ることを提唱する人もいる。確かにある種のコードは排除してかまわない(下記に示すジャンク・コードなど)。

 しかし他者との間に結ばれたコードの多くは、我々のチャクラに深くつながり、体の中にまで入り込んでいる。両親とのコードや離婚した配偶者とのコードを切ることは、我々を深い「見捨てられ感」へと投げ込み、現在の感情の痛みをかえって悪化させるかもしれない。

 私は、感情の痛みから逃避するためにやたらにコードを切るのではなく、思慮をもってコードの剪定や掃除をし、心理療法などの自己成長の取り組みを行ってコードを感情的に浄化することを勧める。

 こうすることでコードはパワーダウンし、チャージを失い、我々に対する影響力をなくすが、我々はなおその関係から自分の人生にもたらされた滋養やレッスンを手元に残すことができる。

 ケン・ウィルバーの言葉を借りれば、我々は関係を「超越し、自己に含め」、そして過去は我々の精神的進化の一部となるのだ。我々は人間関係から(それがすでに終わってしまったものであっても)、強さ、慈愛、知恵を引き出すことを学べる。

 この取り組みは、すでに亡くなっている相手との間にも可能だ。コードはしばしば、相手が向こう側の世界に渡った後も、長く我々の体につながったまま残るからだ。 

 もつれたコードはよく見られる。関係性エネルギー療法のプラクティショナーの最初の仕事は、チャクラ・コードのもつれをほぐし、エネルギーを与えることだ。どのチャクラで作業をするかは、クライアントの持ち込んできたテーマにより示される。

 海に浸かった後の濡れた髪の毛を指で梳くのを想像してみよう。もつれたコードをほぐすのも、ちょうどこれに似た作業だ。

もっとも普遍的な5種類のチャクラ・コード

1 ジャンク・コード

 これは「ジャンク(ごみ)メール」、つまり「迷惑メール」と同じだ。ジャンク・コードは、誰かがこちらのことを探ったり、何らかの形で支配しようとしてうまくいかなかった時、低位のチャクラに一時的にひっかけられる。

 私がこれをジャンク(ごみ)コードと呼ぶのは、相手がこちらを探るのをやめた後も、このコードはチャクラの表面にひっかけられたまま長く残るからだ。原因不明の疲労感があったり、個人のバウンダリを確立するのに苦労しているクライアントのチャクラには、しばしば過剰なジャンク・コードがひっかかっているのが見られる。

 古典的な例は、セールスマンや電話セールスが、こちらが買いたくないものを買わせるためにひっかけてくるものだ。その場から立ち去った後も、よく説明できないが、なんだか相手に影響されたような、あるいは侵犯されたような感じが残る。

 ジャンク・コードをはずすのは(訓練された関係性ヒーラーには)容易だ。それはコードの末端の小さな「釣り針(フック)」でチャクラの表面に軽くひっかかっている。ヒーラーは自分のエネルギーの手でこのフックをはずし、コードの送り手に送り返すことができる。

2 トランジショナル・コード(一時的コード)

 これは、他の人間とのつながりを探る時に、素早くつながれたりはずされたりする「触手」コードだ。これは自分を相手に対して方向付ける働きを持ち、相手から情報を受け取ったり、相手に送ったり、ミーム的な思念体を送るのに相手に集中したりするに使われる。

 触手コードが送られてくるのは、相手がこちらに興味をもっているが、個人的または永続的な関係を結ぶことに興味がない場合だ。

 我々は皆、道を尋ねたり、劇場でパフォーマンスを見たり、講演を聴く時、これを経験している。それは受動的だが、方向性のある形で他者につながる方法であり、こちらや相手の個人的バウンダリを侵犯しないものだ。

 トランジショナル・コードは長く残らないので、はずす必要はない。

 しかし長時間にわたり、あるいは人々から非常な好奇心が向けられる時、我々のチャクラは過剰にチャージされる。これが起きると人前であがったり、話すのを恐く感じた、恥ずかしく感じたりする。

 自己の欠点も含めて他者から「見られる」ことに耐えることを学ぶのは、個人が「力ある人」になるために必須である。これを身につけることで、大切なものを守るために立ち上がったり、意図を言葉にして述べたり、変化を求めることが可能になるからだ。
 

3 アタッチメント・コード(つながりコード)

 相手からの個人的な接触を受け入れたり、こちらから個人的な接触を行う場合、アタッチメント・コードが送られる。これはチャクラの内部構造深くに届き、相手との永続的ないし半永続的なつながりを形成する。

 この典型的な例は、両親、兄弟姉妹、子供、その他の家族の一員などと結ぶ絆だ。これらのコードはまた、長期的な配偶者やパートナーや、感情的または性的に絆を形成した相手にもつながれる。これらのコードは健康なエネルギーと不健康なエネルギーの両方を相手に送り、また相手から受け取り、意識の多くのレベルで我々に影響を与える。

 この例は転移という心理学的概念にも見られる。

 例えば、ある人が自分の仕事に依存していたとしよう。この人は、過去に自分が権威(自分より力ある存在)との間に結んだ依存関係と似た形で、自分の上司にコードをつなぐ。

 別の例は、ある人が、過去に自分の父親がどんなふうに自分を扱ったかを思い出させるような振る舞いをする男性に会ったとしよう。その人のこの男性に対する態度は、自分の父親に対する未解決の感情で色どられる。成長期に父親と口論したのと同じような形で、相手と口論してしまうかもしれない。これは、この人が相手の男性に対して「転移」していることを示す。アタッチメント・コードが過去を持ち込むことで、現在の経験を歪めているのだ。

 正常に機能していないアタッチメント・コードを癒すには、我々は自己成長のプロセスに取り組まなければならない。習慣的な思い込みや人生のパターンを内省、分析し、不健康な行動に対する新しい反応を模索するのだ。

 アタッチメント・コードはチャクラを通り、スシュムナー管深くに入ることもあり、臓器のまわりに巻きつくことさえあるので、それを取り除くことが必要な場合もある。

 これにかわるアプローチは、新しい経験をコードに「グラフト(移植)」し、コードを実質的に「再プログラミング」し、その経験を本人にとって、損失ではなく、役立つものとなるように適合させることだ。チャクラコードのグラフトは有毒または不健康なアタッチメント・コードの影響を大幅に減らし、その人間関係を書き換えることも可能になる。

4 ヘリテージ・コード(遺産コード)

 我々の肉体が祖先からの遺伝子を受け継いでいるように、我々のチャクラにも、過去の家族の成員から受け継がれた、未解決の、あるいは習慣的な人間関係コードがつながれている。

 しばしば我々は、何世代も前にさかのぼる家族の人間関係パターンを、自分自身が繰り返しているのを見る。親である人は、自分が、自分の母親が自分に話しかけたのとそっくりに自分の子供に話しかけているのを聞くかもしれない。

 家族の人間関係パターンはヘリテージ・コードに含まれ、人が人生で行う選択に無意識のレベルで影響する。

 これらのパターンに意識的に気付くことで、そしてヘリテージ・コードを再パターン化することで、過去を癒し、新しい形で選択を行い始めることができるようになる。

 配偶者との関係が機能不全であったり、家族に共通する同じパターンを繰り返す傾向が自分にある時、また家族の状況によって縛られ支配されるパターンがある時などに、ヘリテージ・コードのヒーリングは有用である。

 ヘリテージ・コードのヒーリングは、テクニックとしてはアタッチメント・コードのヒーリングと似ているが、重要な違いがある。それは、関係するパターンが、おそらく、その人の家族と文化のマトリクス(鋳型)に深く結びついているということだ。このため、このコードの修復や再プログラミングはずっと難しい。

 しかし、ヘリテージ・コードにゆっくりと継続的に変化を起こし、同時に現在のアタッチメント・コードに取り組むことで、家族に結びついた過去のしがらみをゆるめ、個人が慢性的な家族のパターンを超えるのを可能にすることができる。

5 セルフ・コード(自己コード)

 人は他の人間にコードをつないで、関係を模索したり、相手の現実を経験したりする。人はまた自分自身にもコードをつないで、自己の「ウィットネス(観察者)」としての機能を働かせる。これは健康な大人として必須の機能である。

 しかし多くの人は、健康なセルフ・コードを育てることを支えてもらってきていない。これは、子育てがあまり健全でない手本に基づいてなされた場合や、アルコール依存症の家庭のように機能不全の家庭で育てられたことなどによる。

 共依存的行動は、こう言っているのと同じだ。「私は私の現実を、自分が誰であるかの感覚(セルフ・コード)を通してではなく、あなたから(人間関係コードを通して)与えてもらう」。事実、このような人は、セルフ・コードの発達が不適切であることで、「自分」よりも「相手」を重視し、一方的な関係をもとうとする。

 セルフ・コードとの取り組みは、関係性エネルギー療法の重要な要素である。それは自己とのコンタクト能力の回路を強めることで、心理療法的取り組みによる成長を非常に強く支える。

 これらのコードは、関係性コードの中から出て、自分自身のチャクラの先端部(通常、チャクラの端)に埋め込まれているのが観察される。

まとめ

 関係性エネルギー療法で行われるコード・ヒーリングは、クライアントの成長と癒しを助けることができる。これはクライアントとヒーラーが、特定のコードやそれに関係する臓器に保持されたエネルギーの分裂、葛藤、あるいはその他のネガティヴな影響を手放すことで達成される。

 関係性エネルギー療法では、人生を阻害したり否定する問題が解決されると、チャクラの自然な成長が再開される(修復的ヒーリング)。これにより、クライアントの人間関係におけるニーズが健康な状態にリセットされる。

 多くの場合、この結果、クライアントの人間関係が変化し始める。ある関係は終りを迎えるかもしれない。この新しいパターンは、新しいオプションないし新しいタイプの人間関係を結ぶことを可能にするだろう。

 変化と変容とは、個人がより自分自身に力を与え、選択に基づいて生きられるようにと進化していくことだ。「リアクション(反動的反応)」を「リスポンス(応答、感応的反応)」に交換し、「衝動や中毒的パターン」を「選択」に交換する。

 それによって我々は、自己の人生のゴール、そして魂の憧憬に向かって、よりいっそう成長していくことができる。過去の痛みを手放し、創造的でエキサイティングな現在を全身で受けとめることができるようになる。そして自己の進化が展開していく過程に、意識的に参加するのを学ぶことができるのだ。


関係性エネルギー療法はどこで受けられるか

 チャクラ・コードのヒーリングを含む関係性エネルギー療法はディプロマ・コースを修了したSHASの認定ヒーラーから受けられる。


原文の版権はディーン・ラムスデンが、翻訳文の版権は王由衣が所有。無断転載等禁止。All rights reserved. Copyright 2006.

ディーン・ラムスデン

 アストラル界についての先入観ほど、アストラル界そのものについての理解を阻むものはない。それは多く、子供の頃から抱いてきたり、映画などのポピュラー・カルチャーにより刷り込まれた恐れや思い込みだ。

 アストラル界は、我々が日常生活を営む三次元の物質世界から異なる、いわば第四の時空に存在する。そこには肉体をもたない多くの生命が住んでおり、これらのあるものは、物質世界と関わることを学んでいる。

 それを人は「霊」「幽霊」「天使」や「悪魔」などと呼んできた。

 人間は過去何千年もの間、アストラル界との接触を求め、探ってきた。

 魔術師、魔女、神官、シャーマンなどは、この目に見えない領域と関わる方法を学んだ。

 近代のエネルギー・ヒーラーも、クライアントのエネルギー体のエーテル・レベルの構造に付着したりはまりこんだアストラル・レベルの生命や物体に出くわすことがままある。

 アストラル界はつねに有害あるいは邪悪な影響であるわけではない。

 実際、現時点での私の考えは、アストラル界はつねに物質界と並行して存在し、そして物質界の進化の過程に大きく有益な役割を果たしてきたというものだ。

 色々な意味で、アストラル界は物質界の「陽」に対して感覚界の「陰」と言えるかもしれない。

 それは受容的で、流動的であり、物質宇宙に組み込まれた、構造のあるバウンダリと自然法則の世界に対比されるものだ。

 エネルギー・ヒーラーがアストラル・レベルの現象に遭遇したなら、それをクライアントの発達について理解するための重要な入り口とする道もある。それは人間のパーソナリティ(人格)よりも深いレベルにつながっているからだ。

 アストラル的な影響はクライアントを、その魂としてのアイデンティティに、
より明確に結びつける。

 人間の本質はエネルギー・レベルの意識的存在であり、肉体の死によって限られず、有機的なエントロピーによって制限されない。肉体としての死は避けられないが、魂は人生のレッスンをすべて吸収し、進化へと向かう。

 アストラルの領域は、継続的な魂の発達を邪魔するものではなく、むしろそのために欠かすことのできないパートナーであると私は思う。

 アストラル界と取り組むことは、魂の成長を促す力と取り組むことである。アストラル界のエネルギーないし存在と向かい合うことは、短く限られた肉体の寿命が課す制限を打ち破ることにつながるからだ。

 直線的な時間の限られた枠組みを繰り返し越えることによって、我々の自己アイデンティティは溶融され、再構築される。そこから「自己の精神は不死なのだ」という現実に深く触れることが可能になる。

 アストラル界との予期しない遭遇は、臨死体験のような生命を脅かす出来事、変性意識状態を引き起こすタイプの精神的儀式、あるいは精神的な目的で用いられる向精神性成分(例えばアヤワスカ、ペヨーテ、シロシビンを含むキノコなど)を使用した場合に起こりうる。

 しかしより普通には、夢の状態で経験される。それは眠っている状態でも目覚めている状態でも、あるいは眠りと覚醒の間に存在する入眠時の状態のいずれでも可能だ。

 それは外部の観察者には、ヒーリング経験の時の変性意識状態と似たものに見える。

 エネルギー・ヒーラーは、物質世界、エーテル界、アストラル領域の間の生きた掛け橋として働き、クライアントによるまわりの世界の本質の知覚がシフトするのを支えることで、クライアントが成長するのを手助けすることができる。

 このようなシフトが起きる時、古い形の「現実」の視点は薄れていき、新しい、より統合された現実がとって代わる。「現実」の見方が変化する時、「現実」を見る本人自身が変化する。より正確には、より高い精神的な知覚と視点を思い出し始める。

 それが起きる時、つまり自己の本質が思い出される時、人生のあらゆるものが変わり始める。人は新しい可能性に目覚め、自分の人生の多くの隠された影響に気づき始める。

 この経験によって、人生の観客でいつづける代わりに、自分の人生を自らのものにし、生き始めることができるようになる。ここからすべてが変わるのだ。


© 2020 Dean Ramsden. All Rights Reserved.
英語原文の版権はディーン・ラムスデンが、翻訳文の二次版権を王由衣/School of Healing Arts and Sciencesが所有。文章の一部と全部に関わらず、許可なく転載や転用することを禁止します。

 オンライン「エネルギー心理学講座」を受講した専門課程学生からの感想を紹介します。


家にいながらパワフルなエネルギーに触れることができた 猫たちの反応もいつもと違う

「3日間、夜の講座ありがとうございました。由衣さんお一人でもパワフルな上に、お二人揃うとまた別のパワフルさがあって、家に居ながらにしてそんなエネルギーに触れられるのは、とてもありがたい時間でした。

 猫たちもいつもと違う接続の電話ケーブルにじゃれたり、ヘッドセットのマイクに齧りついてきたりして、大ハッスル大会でした。(メディテーションのときは使う部屋もちがうし、古典神学の講座のときともまた猫の様子が違います)

 ディーン先生の英語は聞きとり易く、興味のある内容だから耳も開くのか、とても英語ヒアリングの耳練にもなっているようです。由衣さんから届く声は、音感からしてあたたかく、配慮がちりばめられていて沁みこむようです。

 遠隔でちょっと残念なのは、対面のクラスで使用されていたような、チャクラシステムなどのきれいな画像類が見られないこと。無ければ無いでも、それはそれでいいのですが、タールチャクラの位置など、ネッターや解剖写真を見て確認してみたりしましたが、合ってるのかな?とか、あと「二枚の花弁のよう」と、聞いてもどんな風な二枚なのかしら…など。見え方に個体差がありそうだけれど、ちょっともどかしい時もありました。

 あと、さまざまな実習も短かいものでも、いっしょにやると底上げがあるので、もっといろいろ体感して蓄積して行きたいです。以前、習ったエネルギーのバウンダリーの実習の感覚は、自分にとってとても大きな経験で、とても役立っています。…」

クラス後の不思議な経験 毎晩、遠い鈴のような音が聞こえた

「…目に見えない世界とのコンタクトのことを放射線物質のとり扱いに例えられるのは、過去に原発で働いた経験のある技術者ならではの深みとリアリティがあるようでした。いろんな意味で、何ともいえない例えだなと日中に何度も思い出しました。

 3日間とも講座が終わって電話を切ると、遠い鈴の音のようなものが聴こえていました。この前の古代エジプト、アレクサンドリアの遠隔メディテーションの前後にも似たような音が聴こえていたのですが、それは心地よくて、とてもきれいな音です。

 今回いただいた肉体もソフトウエアも、出来る限り使い込むのだ! とやる気がでてきます。また次回のクラスも楽しみにしています。」