アート・ヴィジョンクエスト

集中研修とリトリート アート・ヴィジョンクエスト

絵を描く作業を通して、自分の人生のヴィジョンに触れ、メッセージに耳を傾ける

メディテーション・夢・ヴィジョン

妖精と小鳥
「四季の庭」(水彩、鉛筆+ペン&インク)/おうゆい © 2016

アート・ヴィジョンクエストの枠組み

 School of Healing Arts and Sciencesのアート・ヴィジョンクエストは、アーキタイプ(元型)心理学の生みの親であり、アルケミーの研究者でもあったC. G. ユングのアーキタイプ理論、近代アートセラピー(芸術療法)の手法と、宇宙・自然と人間の魂についてのアルケミー的理解、そして古(いにしえ)からのメディスンの教えを有機的に組み合わせたアプローチです。

 参加者は「学校を出て以来、絵なんで描いたことがない」「画材なんて、もう20年も触ったことがない」という人たちがほとんどです。

 しかし、自然の恵みに包まれ、創造性が表現されるためのエネルギーの器(うつわ、空間)と、参加者一人一人の創造性・夢・魂の力が重なる時、多くの人たちにとっては、自分では思いもかけなかったような美しくパワフルな表現が生まれます。

 自分の魂が直接、手を通して語り、色や形を通して自らを表現する経験。そしてそこに共時性的な形で自然から自分に宛てられたメッセージが届けられるのを経験することは、「自己」というものについての視点を大きく広げ、自分自身との関係を変容させる力を持っています。

 これはSHASのアート・ヴィジョンクエストに参加した人たちによって例外なくシェアされる経験です。

地球の女神
「地球を抱く女神」(水彩、鉛筆、ペン&インク)/おうゆい © 2016

 参加には絵の経験は必要ありません。研修内での画材の使い方も一から指導します。

 このページに紹介している作品も含めて、「学校を出てから絵なんて描いたことない」「自分が絵を描くなんて思いもよらなかった」人たちから、多くのパワフルなイメージが生まれています。

 SHAS のアート・リトリートは、それぞれの人の中にヴィジョンとしてのイメージが生まれ、それを色と形に落とすプロセスを支える器です。

 豊かな自然、心とからだの育まれるリトリート環境、経験ある教師に支えられ、静かで、集中しつつ、同時にオープンな意識の状態に身を置くことで、普段の「自分」を形作っている左脳をバイパスし、より広い世界と本来の自己への扉である右脳に直接アクセス。

 そこから絵を描く作業に取り組むことで、驚くほど創造性にあふれ力ある表現、色や形が生まれます。
絵の経験はまったく不要。

 また絵を描く作業をせず、内省やメディテーション、ジャーナリングをしながら、時間の流れを、ひたすらゆったり過ごすこともできます。

参考 卒業生による絵の制作を通しての旅路ページ

バリ島ウブド アート・リトリート
バリ島ウブドの施設

 次回は2024年10月、バリ島にて。詳細はクラスの案内と参加者の感想で告知されます。

参考
リトリートの環境
バリ島
ボルネオ島
タイ王国
ヨーロッパ
・飛騨

持参するもの

・プリズマカラー(24色以上+単品追加で「白」を5本以上)
24色  48色
単品は東急ハンズや画材店で売っています
(プリズマカラーでもVerithinと書かれているのは違う製品なので注意)
・消しゴム(トンボ、ステッドラーなどの製図用消しゴムと練り消しゴム)
・鉛筆削り
・黒い画用紙(キャンソン紙、ミューズ紙、エスケント紙など)、サイズは四つ切り以上
・定規、三角定規、分度器、コンパス
・画板や下敷き(紙のサイズに合わせて)
・(作画参考用)植物図鑑、動物図鑑など



過去の「アート・ヴィジョンクエスト」リトリートから

八ケ岳

テーマ「自然の懐に抱かれながら、自分自身を見つめる」

バリ島ウブド

テーマ「潜在意識と健在意識の壁を超えて、自分自身の奥深くに
あるものに耳を傾け、 より自分の魂の本質的な部分とつながる」

狼とメディスンの輪

バリ島ウブド

テーマ「植物と動物の神話とアーキタイプ」

フクロウのメディスン

 さまざまな神話や伝承を通して、人間のハート/魂と動物界・植物界との関係をたどっていきます。物語りのシェアを通して自分の魂と特定の植物や動物との関係についても見、感じていく

バリ島ウブド

テーマ「アート&アーキタイプ」

アーキタイプ(元型)の存在と力について。どのように関わっていくか
マンダラとタロー(タロット、エジプトに源流のある知恵の教えの乗り物としての22のアーキタイプ)の歴史と秘教的背景

大地から天に向かう