フラワーエッセンス療法科
アルケミーの伝統に基づいたフラワーエッセンス療法プラクティショナーの養成
Training Program for Flower Remedy and Flower Essence Therapy
最新情報はこちらのページも合わせてごらんください。
『フラワーエッセンス辞典』がAmazon Kindleより出版されました。SHASでフラワーエッセンスを学ぶための中心テキストとなります。
(2021年6月現在、改訂作業中)
School of Healing Arts and Sciencesの専門課程では、ハンズオンヒーリングやフラワーエッセンス療法を単なる「仕事」ではなく、「人生をかけて歩む自分の道のり」とする人たちを求めています。
それは、よりよいヒーラー/プラクティショナー/治療家となるために、学び続けることを当たり前と感じ、また「肉体・心・魂・内なる神性」のすべてのレベルで癒しに携わり、そのために自分自身が率先してこれらのレベルで自己を癒し、成長させ続けていくことを意味します。
統合エネルギー療法科(ハンズオンヒーリング科)やフラワーエッセンス療法科などの専門課程では、基礎・中級の講座や研修で身につけた土台をもとに、高度な技術や深い知識も学んでいきますが、そのための前提として、自己の内面とのとり組みと、内面と外面の統合が重視されます。
自己の内面のとり組みと、内面と外面の統合は、古代から受け継がれてきた「智恵の伝統(Wisdom Tradition)」の流れにつながり、エネルギー/目に見えない世界と、肉体/物質世界を統合するという精神的アルケミーの知恵と技術を学び、実践していくことにも関わっています。
School of Healing Arts and Sciences では、この古(いにしえ)の知恵に源流をたどるアルケミーの一分野として、花のエッセンスを用いて心と体を癒すフラワーレメディ/フラワーエッセンスヒーリングの実践を教えています。
これは自然との関係性を自己の癒しと自己成長の道筋とするフラワーメディスンを器とし、その中でも「エッセンスを介して花と自然の力を借り、他者の手助けをする」専門分野です。
そのために、人間存在の本質(エセンティア)について理解し、自然に対する敬意と愛情から生まれる自然・宇宙観を自分の中に育て、古代からさまざまな時代と土地を経て現代に受け継がれてきたアルケミーの伝統と知恵を学びます。
この知恵の流れには、近代の心理学に基づく人間理解や、生物学、植物学の知識、臨床リサーチを通した科学的アプローチも含まれています。
バランスのとれた統合的なアプローチをとることで、フラワーエッセンスの方法論を、母なる自然から私たちへの贈り物として、また私たち自身の精神的伝統の一部として受け継ぎ、かつ新しい時代のホリスティックヒーリングの一つとして育てていくことができます。
以下も通読
「フラワーエッセンスヒーリングの方法論」
「激しく移り変わる世界の中で、フラワーレメディの原点について考える」

プログラム構成
School of Healing Arts and Sciencesでは、フラワーエッセンスを用いて他の人々の手助けをしていくためには、プラクティショナー自身がフラワーエッセンスを用い、自然との関係性の中で自己の癒しと成長の旅路を歩む経験を必要とするという視点から、長期的な学びの枠組みを提供しています。
フラワーエッセンス療法科では、フラワーエッセンスヒーリングを、(1)過去からの知恵の伝統につながるアルケミーの体系、(2)魂の癒しと成長の方法論、(3)ホリスティックヘルスケアの一環、(4)フラワーエッセンスとフラワーレメディ自体の体系、(5)エネルギー世界を含めた全体視野的な自然との関わり、という多角的な視点から学びます。
SHASのフラワーエッセンス療法の講座・研修には、オンライン講座と対面の講座・研修があります。
オンライン講座、対面講座には、専門課程に在籍していなくても参加できるものもあります。
現在ライブ受講または録音受講可能なオンライン講座
- 「フラワーエッセンスの基礎 I、II」(全22回)
- 「フラワーメディスン講義」(全30回)
- それ以外の録音講座
フラワーエッセンス療法科への入学を考えている人は、これらを受講して、SHASの専門課程の長期的な枠組みで学んでいきたいかどうかを確認することができます。
また、受講した講座はすべて専門課程入学後、単位としてカウントできるので、すぐに専門課程に入らず、まずは自分のペースでとれる講座をとりながら勉強を続けていくこともできます。
フラワーエッセンス集中講座や、SHAS主催の植物観察遠足は、場所と日程の検討中です。
フラワーエッセンス療法についての基礎や植物観察の方法論は、SHAS認定のフラワーエッセンス療法講師の講座でも学ぶことができます。
フラワーエッセンス療法認定講師の教える正規のフラワーエッセンス講座、植物観察遠足は、SHAS の専門課程入学後、フラワーエッセンス関連単位としてカウントできます。
(3時間以下のイベントや茶話会は除きます。申請に必要なので、以下を記録にとっておいてください。(1)講座の実施年月日、(2)講師名、(3)講座名と内容の概要、(4)実授業時間数。
フラワーエッセンス療法科の在籍者は、自分のペースで講座をとりながら、定期の心理療法またはフラワーエッセンス療法を受けることで、自分自身の内面を整理し、感情面での癒しと成長を経験。
平行して課題書籍の購読、ワークブックを通しての自己のとり組み、課題レポートや臨床レポートを提出。
中級プラクティカム、個人やグループでのスーパーヴィジョンへの参加を通して、フラワーエッセンス療法の癒しの方法論を深くしっかりと学び、技術面でも倫理面でも確かなプラクティショナーとして自分を育てていきます。
また方法論と倫理規範、療法の専門知識を共有するプラクティショナーの相互サポートのネットワークにつながることができます。
SHAS のクラスは、どこからでも受講できるオンラインラス、国内・海外での講座や集中研修など、多彩な形式で実施され、各自のニーズに合わせて組み合わせ、学んでいくことができます。
対面クラスに出ることができない期間は、購読、自宅実習とレポート提出による自宅学習を進めることができます。
受講した講座はすべて、フラワーエッセンス療法科に入学後、履修済み単位としてカウントできます。

フラワーエッセンス療法科
SHASのフラワーエッセンス療法科は、フラワーエッセンス療法のプラクティショナー(療法家)として、他の人々の癒しを手助けすることを仕事にしていきたい人のための教育プログラムです。
本や講座で学んだ知識を、生きた形で使いこなし始めるため、またプラクティショナーとして成長するための自己成長の道のりと訓練のための枠組みを提供します。
卒業までにかかる期間は参加者のそれまでの背景および学習ペースにより異ります。これまでの卒業生の在籍期間は7年から9年前後です。
入学から卒業までの流れ
入学までの流れと入学申し込み手続きについてはこちら
SHASでフラワーエッセンスを学ぶ 2020年から先へ
SHASでフラワーエッセンスを学ぶための道案内 2021年版

学びの枠組み
・自分自身を癒すための内的とり組みとして
(A)正式資格のある心理療法士、臨床心理士、ユング派分析家
(B)SHAS認定のフラワーエッセンス療法プラクティショナー
(C)SHASが認める心理療法分野での専門訓練(ハコミ療法、ソマティックエクスピリエンスなど)を修了した心理療法家/援助専門家
上記のいずれかとの継続的な個人セッション(1年に12回、在籍の4年目まで。卒業までに最低48セッション必要。毎年度末にセッション記録書式を提出)
・録音講座「フラワーエッセンス基礎講座 I・II」「中級講座・フラワーエッセンスの選択と組み合わせ」
・オンラインでの中級プラクティカム
・録音講座「フラワーメディスン講義(フラワーエッセンス療法とフラワーメディスン)」(カテゴリ「フラワーエッセンス療法」(専門レベル)、45時間/4.0単位)
・その他のオンライン講座の受講(心理やアルケミーに関する講座など)
・SHAS の研修やフラワーメディスン集中研修、アートセラピー・リトリートに参加
・SHAS 主催の植物観察遠足(参加は専門課程学生とオンラインクラス受講者限定)
・グループまたは個人スーパーヴィジョン(対面/スカイプ)(卒業までに6回以上必要、単位付与)
・SHAS 認定フラワーエッセンス療法講師 による植物観察クラスに参加
・自宅学習
・課題書籍購読
・ワークブックを用いた自宅学習(自己の癒しのプロセスとフラワーエッセンスの統合)(32単位、完了に最低9か月かかります)
・課題レポート(16通)提出(各レポートごとに1.0単位)
・臨床レポート(3通)提出(各レポートごとに2.0単位)
・卒業論文またはプロジェクト(8.0単位)



卒業条件
- 卒業に必要な単位 合計124単位以上(1400授業時間相当)
- School of Healing Arts and Sciencesのフラワーエッセンス療法カテゴリの単位 合計45単位以上
- フラワーエッセンス療法カテゴリを含む専門レベルの単位 卒業までに合計62単位以上
– 心理療法士またはSHAS認定フラワーエッセンス療法プラクティショナーとの個人セッション 48セッション以上
- グループ・スーパーヴィジョン、個人スーパーヴィジョン、中級プラクティカム 卒業までに合わせて6回以上
- 統合エネルギー療法科在籍/卒業の場合は、在籍条件と必要単位のうち重なる部分は両方に適用可
おおまかな流れ
「フラワーエッセンス修了証コース」を修了した後、オフィスまで問い合わせてください。入学に際しては考査があります。(統合エネルギー療法科在籍者・卒業生とSHASから長期履修者指定を受けている人は、修了証コース履修は不要。そのまま問い合わせてください)
入学後はそれまでに受講済みの講座で取得した単位を単位表に記入し、卒業までに必要な単位の目安を立て、講座や集中研修などを受講していきます。
並行して自宅学習としてワークブックに取り組み、指定の課題図書を購読。課題レポートの中でできるものからとり組んで提出。
また入学から在籍の4年目まで心理療法またはフラワーエッセンス療法の個人セッションを受け、自己の癒しと成長に取り組み、他者の癒しの手伝いをするための安定した自己の土台を築きます。
すでにフラワーエッセンスを仕事に取り入れている人は、スーパーヴィジョンを受け始めることができます。
すべての課題レポートを提出し、卒業時期の目安が立った時点で、卒業論文またはプロジェクトのテーマを選択。また臨床例報告(ケースレポート)3件を作成。
卒業申請時には臨床例報告(ケースレポート)3件と、履修済み単位表の提出が必要です。
すべての卒業条件を満たして卒業申請をされた人にはSchool of Healing Arts and Sciencesフラワーエッセンス療法科の卒業生として認められ、認定考査の上、プラクティショナーとして認定されます。
フラワーエッセンス療法科 在籍条件
・入学のための課題レポートを提出。課程への受付け後に初年度受講費を納入
・以後、毎年3月31日までに年間の在籍費を納入
・毎年3月31日までに心理療法の定期セッション記録を提出(1年に12回を基準、書式あり。統合ヒーリング科に同時在籍の人はそちらの書式でカバーされるので提出不要)
・課題レポートを1年に1通以上提出
スーパーヴィジョン
フラワーエッセンス療法科在籍者および卒業者は、プラクティショナーとして仕事をしていく上でのサポートとしてグループ・スーパーヴィジョンや個人スーパーヴィジョンを受けることができます。
これは自己の仕事内容を客観的に見つめ、また仕事をしていく上での技術的・感情的・倫理的サポートを得るための場でもあります。
グループ・スーパーヴィジョンはまた共有できる倫理と価値観に基づき仕事をする同僚と、技術面での知識や情報を交換し合ったり、仕事をしていく上での悩みを相談する場でもあり、プラクティショナーとして健全に仕事をしていくための大切なサポートです。
実施スケジュール
・フラワーエッセンスとフラワーレメディ集中講座 (次回予定調整中)
・SHAS の植物観察遠足(次回予定調整中)
・フラワーエッセンス療法科への入学 所定の手続きを経て随時入学受付け
・スーパーヴィジョン グループ・個人ともZoomでのセッション=随時
受講費(2021年度)
・講座や集中研修、スーパーヴィジョンはそれぞれのページを参照
・フラワーエッセンス療法科(専門課程)
年間の在籍費2万円(その年度に提出のレポート・チェック、在籍管理費をカバー)