アルケミープラクティス

Alchemy Practice: Path of Alchemy

魂の変容の道のり

 

(2016年4月)

School of Healing Arts and Sciencesのアルケミー・プラクティショナー

 

School of Healing Arts and Sciences(SHAS)のすべての教育・訓練プログラムは、古(いにしえ)の時代から受け継がれ、古代ギリシャの時代にヘルメス派神学として結実した「人間存在=肉体+魂+精神(スピリット/エセンティア)」という考え方に基づいています。

現代にエネルギー療法/ハンズオン・ヒーリングやフラワーエッセンス療法/フラワーレメディとして生まれ変わっている癒しの方法も、その源流は世界各地の古い伝統にまでたどることができ、SHASの思想と活動の柱であるアルケミー(精神的錬金術)はその直接的な流れの一つです。

オープンスクールの講義には、最新の理論と現代的アプローチの中に、アルケミーの伝統から汲み上げられた知識と教えがちりばめられています。

講義を聴く人が、自分自身でそれを集め直し、その形に気づくことで、より大きな学びを得ることができるためです。

オープンスクールを超えて先に進む人たちにとっては、これはより深い学びに入るための「器(うつわ)」の形成ステップでもあります。

専門課程では、学んだ内容を、実際の生活に加え、仕事や人生の長期的な道筋を通して実践に移します。

大地と肉体にしっかり根を張り、学びを通して理解したことや自分の夢/ヴィジョンを、物質世界での形にする力を育てていきます。

自分自身のヴィジョンとこの人生での目的を明確にし、選んだ道を時間をかけて歩き続けるプロセスは、自己規律、意志の力、夢とヴィジョンを保ち続ける熱意を必要とし、専門課程におけるもっとも大切な成長経験です。

学び手はまた、さまざまな土地や文化圏での研修を通して視野を広げ、人生の経験を豊かなものにしていきます。

この経験はヒューマンエネルギーフィールド(オーラフィールド)を広げ、適応力を高め、彩りあるものにし、プラクティショナー/療法家としてのエネルギーの器を充実させることにも直接的に役立ちます。

また豊かな自然環境の中で、意識的に自然と関わっていく研修の経験は、自然との関係を通してアルケミーを学び、体現するために欠かせないものでもあります。

「自然=大宇宙と、人間=小宇宙は互いに密接につながり合い、象徴性を通して精密に対応している」というアルケミーの教えを体感し、経験を通して理解するためには、自然との意識的な関わりが必要なのです。

SHASの専門課程で長く学んだ卒業生やインターンは、このような背景を共有し、日々の生活はもちろん、統合エネルギー療法やフラワーエッセンス療法などの仕事に生かしています。

「Practice(プラクティス)」には、「練習、実行、実践」という意味と、「専門家として仕事をする」という意味があります。

SHASの定義では「プラクティショナー」とは、「自分の選んだ分野で学びと実践を続けながら、仕事を続けていく人」です。

宇宙・自然・人間の関係についてのアルケミーの知識と理解を日々の生活と仕事の土台とし、それを各自の仕事に生かし働くという意味で、SHASの専門課程の卒業生やインターンは、現代におけるアルケミーのプラクティショナーです。

SHASの卒業生やインターンは、統合エネルギー療法やフラワーエッセンス療法のプラクティショナー(療法家)であると同時に、アルケミーのプラクティショナー(実践者)でもあり、アルケミーを学び、実践を続けつつ他の人々を支える仕事に携わります。

アルケミー・プラクティスの方法論

ロザリン・ブリエール博士ほか多くの教師、研究者が指摘してきたように、チャクラ・システム(からだの中心線上に位置する7つの中枢)を中心とする人間の心とからだについての理解は、古代の知恵の伝統(Wisdom Tradition)の重要な一部です。

School of Healing Arts and Sciences(SHAS)では、第一チャクラから第七チャクラまでのそれぞれのチャクラによって表象される人間の発達と成長の段階を、「鉛を精錬し、変容させ、金へと変える(ありふれた普通の物質を高く完全な物質へと精錬する)」精神的アルケミーの道程(Path of Alchemy)として見ます。この視点からは、7つのチャクラは、成長と変容を通じての人間の自己進化の段階に対応しています。

チャクラは具体的な機能性をもったエネルギーの器官であると同時に、人生の段階を発達心理学的に表象するアーキタイプ(元型)構造でもあります。

それぞれのチャクラは外部の世界と自己の内的世界のインターフェイスとして、個人の成長過程や人生経験によって条件付けられます。成長過程での不足や心的外傷(トラウマ)なども、その形成と機能に影響を与えます。

そしていったん条件付けられたチャクラは、今度は自分がまわりの世界や人間関係をどのように経験するかに影響を与えます。

チャクラの特殊性は、それがエネルギーの器官であることです。つまり訓練を通してエネルギーの制御を体得し、学びと経験を通してヒューマンエネルギーフィールド(オーラフィールド)に十分な力をつけたエネルギー療法家/ハンズオンヒーラーは、チャクラに直接的に働きかけ、バランスさせることができます。

SHASの統合エネルギー療法科の上級クラスでは、心理・エネルギー・肉体の中枢としてのチャクラに直接的に働きかけ、それをCo-Creativeカウンセリングと組み合わせて「アルケミー・プラクティス」の枠組みで、依頼者(クライアント/ワーカー)を支えることを学びます。

アルケミー・プラクティスのセッション

SHASの統合エネルギー療法科の卒業生やインターンは、統合エネルギー療法のプラクティショナー(療法家)であると同時に、アルケミーのプラクティショナー(実践者)でもあります。

その仕事の取り組みの背景にはアルケミーの世界観と、シュヴァイツァー博士の言葉に象徴される「生命への畏敬」の姿勢があります。

このような取り組み姿勢に反映される形に加え、SHASの提唱するPath of Alchemy(アルケミーの道のり)のアプローチを、クライアント/ワーカーがより直接的に経験する枠組みとして「アルケミープラクティス」があります。

アルケミープラクティスでは、アルケミーの体系に沿い、7つのチャクラを道しるべに、7回の連続したセッションを通して、それぞれのチャクラと順に取り組んでいきます。

チャクラはエネルギーの中枢であり、同時に私たちが人間として生き、成長し、成熟していくための人生の段階の道しるべを内蔵しています。

その意味では、チャクラ・システムは人間の普遍的な成長段階の地図ということができます。

アルケミープラクティスでは、アルケミーの視点から捉えたチャクラ・システムの体系を地図および枠組みとして用います。

第一チャクラから第七チャクラまで、人間の生存に関わるもっとも基本的なチャクラから、高い精神性に結びつくチャクラまで、順に取り組んでいくことで、長く変わらないパターンや慢性化したパターンについても、その根本にある問題についての気づきと理解、そして変化のためのきっかけと足場を得ることができます。

アルケミープラクティスのセッションでは、ちょうど化学反応(ケミストリー)における触媒のように、深いレベルでの変化が促されます。

7つのチャクラをすべてカバーする1サイクルのセッションは、肉体・知性・感情・精神性の全体をバランスさせ、相乗的な効果を得ることができます。また繰り返すパターンや長く変わらないパターンは、本人の死角や影となっている部分に問題の根があることが多く、順にすべてのチャクラに取り組んでいくことは、遠回りのようで実際には変化のために効果的なアプローチです。

1つのサイクルを完了して次のサイクルを始める時、取り組みは螺旋階段のように、奥行き、高さ、深さを増していきます。

アルケミープラクティスでは、Co-Creative(共同創造的)カウンセリングと、エネルギー療法によるチャクラへの直接的な働きかけを組み合わせ、心とからだの癒しとバランス、そしてその先にある自己の成長と変化、自己実現の道のりを、肉体と心の媒体であるエネルギー面から支えます。

セッションでは統合エネルギー療法/ハンズオン・ヒーリングとCo-Creativeカウンセリングを中心に、プラクティショナーの背景と訓練により、関係性エネルギー療法、フラワーエッセンス療法、アートセラピーなども併用されます。

統合エネルギー療法は肉体の悩みや症状、怪我からの回復といった健康面でのサポートに重点を置き、フラワーエッセンス療法は感情面での悩みや癒しに重点を置きますが、アルケミープラクティスでは、自己成長と自己進化に向けて、アルケミーの道のりのステップを歩んでいくアプローチをとります。そこには肉体面、心理面も包括されます。

もちろん、健康面や感情面での取り組みの枠組みとして、アルケミープラクティスの有機的な連続セッションを用いることも可能です。

アルケミープラクティスのセッションは、依頼者(クライアント/ワーカー)との共同作業です。プラクティショナーが一方的にクライアントにヒーリングを行ったりアドバイスを与えるのではなく 、あくまでクライアント/ワーカーが自分自身で気づきを得、自分自身の癒える力、成長する力に意識的につながり、必要な癒しや変化を経験することができるよう支えていきます。

Co-Creative(共同創造的)なカウンセリングは、単なる言葉のアドバイスや頭での理解ではなく、クライアント/ワーカー自身の気づきや発見、洞察、内的な実感、「腑に落ちる」経験を大切にします。

プラクティショナーはクライアント/ワーカーの鏡として耳を傾け、可能な限りオープンで明晰な空間を保持し、クライアント/ワーカー自身の内にある光、力、創造性を見、映し返します。

Co-Creativeカウンセリングを特徴付けるのは、宇宙・自然・人間の関係についてのアルケミーの考え方と、それぞれの人の内に秘められた知恵と力を認め、それをクライアント/ワーカーのために映し返す姿勢です。

プラクティショナー、クライアント/ワーカー、そしてそれをつなぐ「自然」という3つの要素によって、安全で安定した癒し、成長、自己進化のための空間が作り出されます。

ここでの「自然」は外的な自然界だけでなく、私たちの肉体のように自然から与えられたもの、またアルケミーの四大元素のように、目に見える形を超えた自然の要素も含んでいます。

アルケミー・プラクティショナーは、いわゆる「リーディング」や、その他、クライアントの自由意志を踏みにじったり、判断をとって代わるようなアドバイス、クライアントの依存性を助長するような一切の言動や行為を行いません。

Co-Creativeカウンセリングは、自己の道筋をもった一人の人間としてクライアント/ワーカーが自分で考え、判断し、選ぶ力を大切にします。

そこからクライアント/ワーカーが自分で人生の目的を見つけ、あるいは持って生まれてきた目的を思い出し、そこにいたるための道を歩いていくことをサポートします。

セッションの枠組み

・7回シリーズ  1回ごとに1つのチャクラについて意識的に見つめ、エネルギーのサポートを受ける。7回目は統合セッション。
セッションとセッションの間に統合のためのフォローアップ。
必要に応じて次の7回セッションへと進む。

・3回シリーズ  物質面や人間関係面での基本的な問題や悩みがある場合の土台となるサポート。チャクラの1、2、3を中心に取り組む。

・特定のテーマ  7回シリーズを1サイクル以上終えた後、具体的なテーマに集中的に取り組む

アルケミー・プラクティスで取り組めるテーマの例

・長く変わらない否定的な人間関係のパターンを変えたい

・夢ややりたいことがあるのに実現できないパターンを内側から変えたい

・悩みや問題に対して、これまでとは違う高く創造的な視点から取り組みたい

・自分自身についてより深く理解し、この人生での目的を明確にしたい

・自分の創造性にアクセスし、生活や仕事に使えるようになりたい

・自分が持っている可能性を可能な限り引きしたい

・人生の大きな節目や変化の時期にあり、そのサポートが欲しい

セッションを受けた人からのフィードバック(引用まとめ)

肉体や健康面での悩みや症状、怪我や術後の回復のサポートのみを求めている場合には、アルケミープラクティスではなく、純粋に肉体のサポートに特化した統合エネルギー療法/ハンズオンヒーリングをおすすめします。

プラクティショナーのリスト