テキストと推薦書籍リスト

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(2023年11月更新)

教養 すべての学びの足場
専門 ハンズオンヒーリング/統合エネルギー療法 エネルギーを介して他者の癒しに携わる
専門 フラワーエッセンス/フラワーレメディ 自然・花・人間の魂の関係性から生まれる癒し
専門 関係性エネルギー療法 人と人の関係性
専門 ヘルメス派神学/アルケミー学/自然神学  すべての生命に奉仕するために
卒論、論文の書き方

 School of Healing Arts and Sciencesのすべての講座やクラスは、受講者が購読書籍や推薦書籍を各自のペースで読み進めているという前提で進められます。できるだけ多くの書籍を読んで参加することで、知的な理解面での助けになるだけでなく、それ以外の深いレベルで伝えられる内容を受けとり、統合することが可能になります。

 クラスや講座ごとのテキストおよび必読書籍は、それぞれの案内ページにリストされています。


教養 すべての学びの足場

小説・物語

 「物語は現実以上の真実を語る」…. 物語を魂の滋養として味わいながら、そこに込められている人間の在り方についての普遍の真理を感じとる。

・パウロ・コエーリョ 『アルケミスト 夢を旅した少年

・ヘルマン・ヘッセ 『メルヒェン』『少年の日の思い出』『ヘッセ詩集

・コリン・ウィルソン 『賢者の石

・セオドア・スタージョン 『夢見る宝石

・フィリップ・プルマン 『黄金の羅針盤(上)』『黄金の羅針盤(下)』『神秘の短剣(上)』『神秘の短剣(下)』『琥珀の望遠鏡(上)』『琥珀の望遠鏡(下)

・ジョーゼフ・キャンベル 『神話の力』『千の顔を持つ英雄(上)』『千の顔を持つ英雄(下)

・ユイ・ブラックフォックス 『アルス・マギカ』(講談社の小説投稿サイト)

・自分に興味のある地域(エジプト、シュメール、インド、ギリシャ、ケルト、南北アメリカ、アイヌ、日本、中国、アフリカなど)の神話、伝説集

思想・哲学・精神性

 宇宙/世界と人間について考え、「人間とは何か」「生きるとはどういうことか」「自分は何か/誰か」「なぜ、何のために生きるのか」という問いに対する答えを探しながら読む。

・ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ 『ゲーテ格言集』『ゲーテ詩集』 (翻訳は高橋健二のものがおすすめ)

・ヘルマン・ヘッセ 『人は成熟するにつれて若くなる

・シュヴァイツァー博士の著作または伝記 『人生の智恵XV シュワイツァーの言葉』『生命への畏敬—アルベルト・シュワイツァー書簡集』『水と原始林のあいだに』『わが生活と思想より

・コリン・ウイルソン 『アウトサイダー(上』『アウトサイダー(下)』『至高体験 自己実現のための心理学』『右脳の冒険 内宇宙への道』『フランケンシュタインの城—意識のメカニズム』『超越意志の探求 自己実現のための意識獲得

・クリシュナ・ムルティ 『クリシュナムルティの教育・人生論 — 心理的アウトサイダーとしての新しい人間の可能性


 この時代に日本という国に生まれた自分は、まわりの人々とどのようなテーマを共有するのかを考えながら読む。

・河合隼雄 『母性社会日本の病理』『日本人の心のゆくえ』『日本人とアイデンティティ』『日本人という病』『神話と日本人の心

・岡潔 『情緒と創造』『情緒の教育』『日本の国という水槽の水の入れ替え方—憂国の随想集

・渡辺京二 『逝きし世の面影


心理学、心理療法と心身統合療法

 自分の内面を見つめ、自己の感情を癒し、成長させていくためにはどうすればいいのか、人間として全体的な自己とはどんなものなのかを考えながら読む。

・河合隼雄 『ユングと心理療法』『人の心はどこまでわかるか』『対話で探る新しい科学』『こころの声を聴く/河合隼雄対話集』『心の処方箋』『働きざかりの心理学』『日本人と心理療法』『こころの子育て 誕生から思春期までの48章』『対話する生と死』『影の現象学』など

・M・スコット・ペック 『愛と心理療法

・キャロル・S・ピアソン 『英雄の旅 ヒーローズ・ジャーニー 12のアーキタイプを知り、人生と世界を変える

・アレキサンダー・ローエン 『からだと性格 — 生体エネルギー法入門』『甦る生命エネルギー』『バイオエナジェティックス — 原理と実践』『からだのスピリチュアリティ

・カール・グスタフ・ユング 『想像する無意識』『現在と未来』『ユング自伝1』『ユング自伝2』『錬金術と無意識の心理学』『東洋的瞑想の心理学

・エヴァ・ピエラコス 『パスワーク

・スーザン・テセンガ 『防御なき自己 パスワークを生きる

・ピーター・ラヴィーン 『トラウマと記憶 脳・身体に刻まれた過去からの回復』『身体に閉じ込められたトラウマ ソマティック・エクスペリエンシングによる最新のトラウマ・ケア


健康・食生活・運動と体の手入れ

 「肉体は自己の魂の神聖な宮居である」という視点から自己の健康を管理することを学ぶ。

・ジョーン・ボリセンコ 『からだに聞いて、こころを調える

・ラリー・ドッシー 『魂の再発見/聖なる科学を目指して』『祈る心は、治る力

・アンドルー・ワイル 『ナチュラル・メディスン』『ワイル博士の医食同源』『癒す心、治る力』『人はなぜ治るのか 現代医学と代替医学にみる治癒と健康のメカニズム

・徳永貴久 『どんどん目が良くなるマジカル・アイ プレミア版』『決定版!どんどん目が良くなるマジカル・アイ』(普段と違うやり方で目を使うことを日常的な習慣に取り入れることで、オーラフィールドを見るのが容易になる)

 健康とエネルギー管理のもっとも基本的な土台は体を動かすことです。どれほど健康管理やヒーリングについての本を読んでも、実際に体を動かし汗をかくことの代わりにはなりません。以下の4種類の運動を交互に取り入れるアプローチが効率がよくおすすめです。

(1)心肺機能を整え強める運動(ジョギング、水泳、テニス、ダンスなど、息が切れるまで体を動かす運動ならどんなものでも)、(2)筋肉と結合組織、骨を強める運動(各種の筋肉・重量トレーニング/ダンベル運動、ピラティスなど)、(3)柔軟性を高める運動(ストレッチング、ヨガなど)、(4)神経系と心身を統合する運動(ヨガ、太極拳、気功、コンティニュアムなど)。
 それぞれのカテゴリーから自分のニーズと好みに合わせて組み合わせ、1日20-40分でも継続的に実行すると、肉体面の健康をベスト・コンディションに保つだけでなく、脳と神経系の働きを高め、感情エネルギーを含むエネルギーの代謝を促し、体と感情の癒しを助け、エネルギーの器を強め広げる早道です。


自然科学

 最新の生物学から自然と種、エネルギー・形態・アーキタイプの関係について理解する。より広い世界を見るために、自然科学の境界を押し広げる。

・ルパート・シェルドレイク 『生命のニューサイエンス 形態形成場と行動の進化』『世界を変える七つの実験

・ウォルフガング・ゲーテ 『自然と象徴』『形態と象徴 緑の自然科学



自己の存在領域を広げる

 より深い精神性や知恵の伝統、歴史の背後に隠されてきた秘教の伝統について理解する。「目に見えない」世界の壁を超えて自己の定義を広げつつ、それを自分の日常生活に統合するにはどうしたらいいのかを考えながら読む。

・ナムカイ・ノルブ 『ゾクチェンの教え—チベットが伝承した覚醒の道 『虹と水晶—チベット密教の瞑想修行』『夢の修行 — チベット密教の叡智』『叡智の鏡 — チベット密教・ゾクチェン入門』 など

・ヘェメヨースツ・ストーム 『聖なる輪の教え』『心の目を開く旅』『よみがえる魂の物語

・ダグ・ボイド 『ローリング・サンダー メディスン・パワーの探究

・ロバート・モンロー 『魂の体外旅行 体外離脱の科学』『究極の旅 体外離脱者モンロー氏の最後の冒険

・ジェーン・ロバーツ 『セスは語る 魂が永遠であるということ

・ エリザベス・キュブラー=ロス 『死ぬ瞬間」と死後の生』『人生は廻る 輪のように

・レイモンド・ムーディ 『かいまみた死後の世界』『続・かいまみた死後の世界』『生きる/死ぬ その境界はなかった

・イアン・スティーヴンソン 『前世を記憶する子どもたち』『前世を記憶する子どもたち(2)ヨーロッパの事例から

・エベン・アレグザンダー 『脳神経外科医が見た死後の世界

・ジェームズ・ヴァン・プラーグ 『もういちど会えたら 最愛の人 天国からのメッセージ

・ハロルド・シャープ 『ペットたちは死後も生きている

・M・エリアーデ『シャーマニズム(上)』『シャーマニズム(下)

・カルロス・カスタネダ 『呪術師と私 ドン・ファンの教え』『未知の次元 呪術師ドン・ファンとの対話

・ポール・ホーケン 『フィンドホーンの魔法

・アイリーン・キャディ 『フィンドホーンの花

・グラハム・ハンコック&ロバート・ボーヴァル 『タリズマン(上)』『タリズマン(下)

・グラハム・ハンコック 『異次元の刻印 人類史の裂け目あるいは宗教の起源(上)』『異次元の刻印 人類史の裂け目あるいは宗教の起源(下)

・ルドルフ・シュタイナー 『秘儀参入の道』『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

・ジュリアン・ジェインズ 『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡

・ディオン・フォーチュン 『心的エネルギー攻撃から身を守る 呪い、憑依、アストラル攻撃の実例 分析と対処の実際』(王由衣訳)

・王由衣 『フラワーエッセンス辞典』の第1章(第1章はこのページの「お試し」から無料で読める)


新しい歴史学と考古学

 教科書的考古学の枠内では語られない人類の歴史と遺産について思い出す。

・グラハム・ハンコック 『神々の指紋(上)』『神々の指紋(下)』『創世の守護神』『神々の世界(上)』『神々の世界(下)』『異次元の刻印 人類史の裂け目あるいは宗教の起源(上)』『異次元の刻印 人類史の裂け目あるいは宗教の起源(下)』『神々の魔術 失われた古代文明の叡知(上)』『神々の魔術 失われた古代文明の叡知(下)』『人類前史 失われた文明の鍵はアメリカにあった(上)』『人類前史 失われた文明の鍵はアメリカにあった(下)

・コリン・ウィルソン 『アトランティスの暗号

・ロバート・ボウヴァル 『ピラミッド 紀元前1万500年の天宮図 開かれた封印古代世界の謎


統合エネルギー療法 ハンズオン・ヒーリング

エネルギーを介して他者の癒しに携わる

 つねに流れ変化する生きたエネルギー場(エネルギーフィールド)として人間を理解するために。

・リン・マクタガート 『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』『意志のサイエンス

 近代ヒーリングの基本的な方法論と技術面を理解するために。

・ドロレス・クリーガー 『セラピューティック・タッチ』『セラピューティック・タッチの技法

・ロザリン・ブリエール 『光の輪

・バーバラ・アン・ブレナン 『光の手(上)』『光の手(下)』『癒しの光(上)』『癒しの光(下)』

・ドナ・イーデン 『エネルギー・メディスン

 神聖な宮居として肉体を理解し、アプローチする。解剖生理学を足場に、効果的に体に働きかけるヒーリングを学び実践するために。

・『からだの地図帳』または『ぜんぶわかる人体解剖図

・『ぜんぶわかる脳のしくみ

・『ぜんぶわかる筋肉と関節の動きとしくみ辞典

・『ぜんぶわかる骨の名前としくみ辞典

・ウィン・キャピット『カラー・スケッチ解剖学

・アレグザンダー・シアラス『男女対照生体の構造とデザイン』 英語版『Architecture and Design of Man and Woman: The Marvel of the Human Body, Revealed

・フォン・ハーゲンス『人体解剖マニュアル ‾一目でわかる人体の不思議』(DVD)

・フォン・ハーゲンス『人体解剖マニュアル2』(DVD)

・安保徹 『免疫革命』『免疫革命 実践編』『安保通の免疫学入門』など、免疫の仕組みと最先端の免疫治療についての本

・藤田紘一郎 『もしも、私が「がん」になったら。81歳、現役医師の準備と決意』『免疫力をアップする科学』『子どもの免疫力を高める方法』『アレルギーの9割は腸で治る』『脳はバカ、腸はかしこい

・水野修一 『がんは生薬で治療できる 甦る東洋医学』など、西洋医学の「常識」と限界を超える視点を自分に与えてくれる本

 仕事としてヒーリングを行っていく場合に必要な理解、心構え、専門知識。

・A・グッゲンビュール=クレイグ 『心理療法の光と影 援助専門家の力

・ハドノール・スタム『二次的外傷性ストレス—臨床家、研究者、教育者のためのセルフケアの問題

・『クスリ・薬理ガイドブック 第2版 引きやすい 理解が進む 看護のための』『こころの病気の薬がわかる本』『こころの治療薬ハンドブック』など、薬についての基本的知識を得るための本

・『チーム医療のための最新精神医学ハンドブック

・『心の臨床家のための/必携 精神医学ハンドブック

・この他、自分の素養と方向性に従って、ヒーラーとして仕事をしていくために必要な知識を身につけるために、健康、栄養学、自然治療、精神療法などの分野で自主的に広く講読を進める。



フラワーエッセンス、フラワーレメディ、フラワーメディスン

自然・花・人間の魂の関係性から生まれる癒し

・王由衣『フラワーエッセンス辞典』(オリジナル版/電子書籍。解説が長め、検索機能、花の写真のリンク、定期的に内容を更新)

・王由衣『フラワーエッセンス辞典』(コンサイス版/紙の本。解説が短め、白黒写真あり)

・ジュリアン・バーナード 『Dr バッチのヒーリング・ハーブス フラワーレメディー完全ガイド』『バッチ博士の花の治療薬』『Dr バッチのヒーリング・ハーブス 花療法のルーツを求めて

・小林正明 『身近な植物から花の進化を考える

・前川文夫 『植物の形と進化

・大原雅『花の自然史 美しさの進化学

・ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ 『自然と象徴 自然科学論集』『色彩論』『形態と象徴 ゲーテと「緑の自然科学」

・カール・グスタフ・ユング 『錬金術と無意識の心理学

・河合隼雄 『ユング心理学入門』『影の現象学』『河合隼雄のカウンセリング入門 — 実技指導をとおして』『カウンセリングの実際問題』『ファンタジーを読む』『子供の本を読む』『神話の心理学』『箱庭療法入門』『昔話と日本人の心』『神話と日本人の心』『宗教と科学の対話

・日本の神話(日本人の心の中に生きているアーキタイプについて理解する視点から読む)

・ジェフリー・ホドソン 『妖精世界 霊視した妖精の姿

・ポール・ホーケン 『フィンドホーンの魔法

・ アイリーン・キャディ 『フィンドホーンの花

School of Healing Arts and Sciences Webクラス(録音受講) 「購読A 汎神論の自然思想 2012年」「購読B 知恵の伝統とヨーロッパの近代思想 2013年」「購読A 汎神論の自然思想 2012年」「購読B 知恵の伝統とヨーロッパの近代思想 2013年」

・パラケルスス 『奇跡の医書

・ルドルフ・シュタイナー 『色彩の本質 色彩の秘密』『新訳 魂のこよみ』など

・A・グッゲンビュール=クレイグ 『心理療法の光と影 — 援助専門家の力

・グレッグ・M. ファース『絵が語る秘密 ユング派分析家による絵画療法の手引き』、徳田良仁、村井靖児『アートセラピー』、小野京子『表現アートセラピー入門』など

・『心の臨床家のための/必携 精神医学ハンドブック

・以下のような本を少なくとも1種類、手元において眺め、植物と馴染みを深める 『山渓名前図鑑 野草の名前 春』 『山渓名前図鑑 野草の名前 夏』 『山渓名前図鑑 野草の名前 秋・冬』 『野草のおぼえ方(上)春・夏』 『野草のおぼえ方(下)秋・冬』など

* 読書以外に、年に最低2〜3回、植物観察のための遠足に出かける


関係性エネルギー療法とエネルギー心理学

人と人の関係性

・M・スコット・ペック 『愛と心理療法

・D.W. ウィニコット(対象関係論) 『ウィニコット入門』『子どもと家族とまわりの世界—ウィニコット博士の育児講義 (上)』『子どもはなぜあそぶの (子どもと家族とまわりの世界)—ウィニコット博士の育児講義 (下)』『子供と家庭

・ ジェームス・F・マスターソン 『自己愛と境界例

・ジェロルド・J・ クライスマン 『境界性人格障害のすべて

・ロバート・ムーア 『男らしさの心理学

・ハドノール・スタム 『二次的外傷性ストレス—臨床家、研究者、教育者のためのセルフケアの問題

・河合隼雄の著作全般

アストラルと人間関係


・ディーン・ラムスデン 記事「アストラル界とは」「アストラル界と自己成長

・王由衣 記事「オーラとチャクラの働き 第4チャクラ(ハート・チャクラ)はアストラルへの入り口」「オーラとチャクラの働き 第4チャクラ(ハート・チャクラ)とアストラル界 魔術師やシャーマンたちの仕事場、そして人間関係の起きる場所」


 

ヘルメス派神学 アルケミー学 自然神学

すべての生命に奉仕するために

・ディオン・フォーチュン(王由衣訳) 『道の参入者[イニシエート]の訓練と任務』(翻訳出版の準備中)

・ルドルフ・シュタイナー 『秘儀参入の道 シュタイナー講演集

・M・エリアーデ 『シャーマニズム(上)』『シャーマニズム(下)

・カルロス・カスタネダ 『時の輪 古代メキシコのシャーマンたちの生と死と宇宙への思索

・School of Healing Arts and Sciences オンラインクラス「購読A 汎神論の自然思想 2012年」「購読B 知恵の伝統とヨーロッパの近代思想 2013年」「購読A 汎神論の自然思想 2012年」「購読B 知恵の伝統とヨーロッパの近代思想 2013年」


卒論、論文の書き方

・『レポート・論文の書き方入門

・『論文の教室 レポートから卒論まで

・『卒論を書こう テーマ探しからスタイルまで