フラワーメディスン集中研修

集中研修とリトリート フラワーメディスン集中研修
宮島のサクラ
宮島のサクラは生命力にあふれる(Photo by 王由衣)

SHASのフラワーエッセンス教育 
自然と人間の魂を仲介し、心とからだの癒しを可能にする

 School of Healing Arts and Sciencesでは、30年近くにわたり、フラワーエッセンス療法とフラワーレメディを、自然と人間の魂を仲介し、心とからだの癒しを可能にするアルケミー(精神的錬金術)として教えてきました。

 教室での講義を通して学ぶだけでなく、自然の中で実際の植物と向かい合い、観察や写生などを通して花と自然の言語を理解すること。合わせて、自分自身の内面と向かい合う力を育てることを重視し、長期的な学びの枠組みを提供しています。

 フラワーレメディとフラワーエッセンス療法は、花と植物の助けを借りて自然と向かい合う経験であり、自己の外的世界(自然)と内的世界(魂)が触れ合い、作用し合うアルケミーのプロセスです。そしてだから、フラワーレメディとフラワーエッセンス療法の実践には「外的世界である自然そのものと関わる力」と「自己の内的世界の中に降りていく力」の両方を育てることが必要とされます。

 このような学びと成長を支えるため、School of Healing Arts and Sciencesの講座や研修では、植物学や深層心理学、元型(アーキタイプ)心理学、象徴学などと合わせ、アルケミー(精神的錬金術)の歴史と思想、過去から現在までのさまざまな癒しの方法論、メディスン(先住部族の伝統につらなる知恵の教え)、祈りとセレモニーの経験など、多様な角度から人間と自然の関係について統合的に学んでいきます。

 これはSHASで教えられるすべてのクラスに共通の背景ですが、フラワーレメディとフラワーエッセンス療法の集中研修では、さらに具体的なテーマで経験と学びを積み重ねていきます。

 フラワーエッセンス療法については、人間と自然の魂の関わりそのものに土台を置くことで、バック(Bach、バッチ)レメディやFESのフラワーエッセンスなど、主要なエッセンスを包括し、なお特定のメーカーに縛られない全体視野的なアプローチ、普遍的で応用性のある知識、理解と方法論を学びます。

 またエッセンスのエネルギー的な性質や作用についても具体的に学び、エッセンスを用いたハンズオン・ヒーリングなども実習します。

京都のサクラ
静謐なエネルギーの京都のサクラ(Photo by 王由衣)

メディスンとは何か 
知恵の伝統に基づくフラワーエッセンスの理解

 SHAS では上記のような集中研修に加え、植物との関係を伝統的なメディスンの教えに基づいてより深く理解し、身につけるためのインテンシヴ(宿泊形式の集中研修)も行なっています。

 ここでの「メディスン」とは、近代西洋で言う「医学」や「薬」ではなく、アメリカ先住部族の伝統で言う「肉体と精神、知性と感情を調和とバランスに導く、すべてのよきもの」という意味です。

 メディスンとして動物や植物のスピリット(精=存在の本質的)が助けをもたらすという考え方は、フラワーエッセンス療法における「エッセンス(エセンティア、本質)」という考えと通じるものでもあります。

 あらゆる花、植物、動物が私たちにとってのメディスンになり得ます。しかし古代から受け継がれてきた伝統の教えによれば、それは人間の側で何もせず与えられるものではなく、それぞれの植物や動物のスピリットと対峙し、関係を結び、自らの勇気と智恵、努力と誠意によって、その恵みを勝ちとらなければならないものとされます。

 このことはとくに、人が自分自身の深い癒しを求めて旅をする時、またヒーラーやシャーマンが植物や動物の力(パワー)や助けを借りて他の人の癒しに関わる場合に必要であると、シャーマニズムや先住部族の伝統において教えられてきました。

 現代の日本でも多くの若者向けの小説、マンガやアニメで、この「癒しのための旅路」をモチーフに物語が語られます。旅をしながら「力(パワー)」を集めていくという物語が若者を引きつけて止まないのは、それが魂の深いところに存在する原型(アーキタイプ)的なストーリーでもあるからです。

 他の人が作ってくれたエッセンスをお金で買うという、ある意味、現代の物質主義的な関わり方に満足せず、それを超えてフラワーレメディ、フラワーエッセンスと関わっていこうとする時、さまざまな問いが生じます。

「花のエッセンスを使って自分を癒すとは、人の癒しに携わるとは、どういうことなのだろう」

 フラワーエッセンスは本来、びんに詰められたものを店で買うことを意図されていませんでした。エドワード・バック(Bach、バッチ)は、フラワーレメディを忙しい医師たちに普及するための便宜上、レメディの生成をネルソン社に委託しましたが、それはあくまで代替の手段でした。

フラワーレメディは使う人自身が自然への感謝とともに自分の手で作って使うもの

 バック(Bach、バッチ)医師の考えに忠実に従うなら、フラワーレメディは、使う人自身が自然への感謝とともに自分の手で作り、使うものです。フラワーエッセンス療法の癒しの本質は、自分という人間と花・植物との関係性を通して、自分の中により大きなバランスが取り戻されることにあるからです。

 自然の中で花を摘み、それをもとに自分自身で使う「レメディ」を作る作業自体が、癒しの重要な過程なのです。

 このような視点から、もう一度、自然と人間、花と人間の関係と、そこから生まれる癒しのあり方について見直す必要性。

 気候変動や度重なる自然災害。日本だけでなく地球全体が、引き続く大きな自然の変動に見舞われています。そのような状況の中で、「自然と関係を結び直す」「母なる大地を信頼する」とは、何を意味するのか。

植物のスピリットと向かい合い、植物の「メディスン」を受けとる

 メディスン・インテンシヴでは、自然の助けを借り、魂の深くに降りていくことで植物のスピリットと向かい合い、自分自身のために植物の「メディスン」を受けとる準備をしていきます。

 そのために一定期間の間、自分自身を準備し、自然を鏡として自分自身と向かい合い、自然の中での静修や日々の生活を通し、さまざまな経験を集めながら、魂のレベルで植物と関係を結び、恵みと助力を受けとるフラワーメディスンの方法論、自然・植物・スピリットとの取り組みを経験していきます。

 2025-2026年のインテンシヴでは冬・春・秋の3つのパートで研修が行なわれます。講義やディスカッション、内省、自然観察を通した自己の土台作り、道具の選択から始まり、自分の「味方」「友人」となる植物と向かい合い、自分自身のためにフラワーエッセンスを生成し、植物の「恵み・力」を受けとるまでを経験します。

ツバキの花
開き始めのツバキの花。みずみずしく、生命力にあふれている(Photo by 王由衣)

過去のフラワーメディスン・インテンシヴ参加者の感想

 参加者の感想(1)
 参加者の感想(2)
 参加者の感想(3)

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次回の日程と申込み手続き

パート1 2025年12月5-10日(5泊6日)
パート2 2026年5月22-27日(5泊6日)
パート3 2026年9月18-23日(5泊6日)

 申し込みには全回参加のコミットメントが必要です。


フラワーエッセンス療法科

 この集中研修は、School of Healing Arts and Sciences フラワーエッセンス療法科の長期教育プログラムの一環ですが、同科に在籍でなくとも参加できます。

 フラワーエッセンス療法科は、フラワーエッセンス・プラクティショナーとして仕事をしていくことを目指す人のための専門教育プログラムです。