日程

2023年9月16・17・18日(土日祝、東京)

あらまし

 性格構造論(キャラクトロロジー)は、日本ではバーバラ・ブレナン博士の著作を通して有名になりましたが、精神分析の創設者ジークムント・フロイトの弟子であった精神科医ウィルヘルム・ライヒの心身統合療法に端を発します。

 ライヒの療法体系は二人の精神科医、アレクサンダー・ローウェンとジョン・ピエラコスに引き継がれ、ローウェンはバイオエナジェティックスとして、ピエラコスはコアエナジェティックスとして、それぞれの体系を発展させました。

 ローウェンは基本的にバイオエナジェティックスの療法体系を医学的な視点からまとめ、普及に努めました。

 ジョン・ピエラコスはパスワークの創設者エヴァ・ブロッヒと結婚し、その強い影響を受けて、人間を「肉体を持った精神的な存在」としてとらえるコアエナジェティックス療法を生み出しました。

 バーバラ・ブレナンはジョン・ピエラコスからコアエナジェティックスを学んでセラピストとして働き、コアの考え方と実践方法は、ブレナンのヒーリングの方法論の土台となっています。

 私は最初にブレナンのヒーリングスクール(Barbara Brennan School of Healing、BBSH ニューヨーク校)で、性格構造論の体系とヒーリングへの応用を学びました。当時のBBSHでは、コアエナジェティックス・インスティテュートの講師も教鞭をとっていました。

 平行して4年間通ったセブンオークス・パスワークセンターでも、療法としての性格構造論を経験を通して学びました。またパスワークセンターで行われたコアエナジェティックス療法の集中研修にも参加しました。

 5つの性格構造の「人間の普遍的なアーキタイプ」とも言える性質は、私にとってつねに深い興味の対象であり、BBSH卒業後にニューヨークのCenter for Intentional Livingで学んだユング派と対象関係論の理解を加え、ヒーリングやフラワーエッセンス療法の実践と合わせながら研究を続けました。

 そして20年以上の研究を経て、私自身にとってすべての柱であるアルケミーの変容プロセスの視点から、自分の観察・考察と理解を体系づけることで、統合アルケミー心理学としてまとめました。

 統合アルケミー心理学については、録音講座「統合アルケミー心理学(アルケミーと性格構造論)」で詳しく講義しています。また「フラワーメディスン講義」では、性格構造とフラワーエッセンスの関係性についても論じています。

 統合アルケミー心理学は、SHAS のアルケミープラクティスのセラピーにも組み入れられています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 人体図
レオナルド・ダ・ヴィンチ 人体図

シラバス

 この3日間の対面講座では、性格構造論の基本的な知識を前提に、心理と性格の構造がエネルギーを介して実際にどのように肉体に表現されるのかを、お互いの体やエネルギーの状態をモデルに見ていきます。「統合アルケミー心理学と性格構造論」の講義内容を足場に、5つの基本構造とそのバリエーションについて、実際に体の形とエネルギー状態を見ながら読み解いていくことを学びます。

 内面の対応と外面の対応というのはアルケミーの公理の一つですが、肉体という自己の外的な表現と、心理や性格という自己の内的な表現を、ヒューマンエネルギーフィールドを媒体に、体感的に読み解いていきます。個々の人間の心理・肉体・エネルギー面での防衛構造を、魂の個性を内包するものとしてとらえ、それを自己の癒しと成長へと結びつける、アルケミーの精神的な変容プロセスとして見ることを学びます。

 性格構造論でしばしば強調されがちな「傷」や「防衛」、「病理」の視点だけから人間をとらえるのではなく、「傷」や「防衛」を、自己の魂とこの人生でのテーマについてより深く理解し、人生に望む形を与えるための「鍵」として理解します。
 
 またヒーラーやプラクティショナーとして、クライアントのさまざまな防衛とどう向かい合うかや、ヒーリングの際の具体的なアプローチを理解し、実習します。転移と逆転移についても、性格構造とエネルギーの相互関係の視点から読み解いていきます。

 質疑応答やディスカッションにも時間をとります。

 すでにヒーリングや心理、ボディワークなどの分野でクライアントと向かい合って仕事をしている人には、とくに役立つ知識と経験が得られます。これまで「印象」や「雰囲気」などとしてあいまいにつかまれていたことを、グラウンディングされた現実的な理解につなげていくことができます。

 また深い形でセルフヒーリングや自己理解を求めている人にとっても、非常に役立つ足場となります。

 なお、お互いの体の形やエネルギーの状態を観察、比較しながら進めていきますので、「他人に見られる」ことがストレスになる人の参加は勧めません。

 性格構造論の集中講座は、過去には5日間をかけて教えていましたが、録音講座であらかじめ講義を聞き、レポートを書くプロセスを通して内省と自己理解を進めてもらうことで、3日間の講座でも十分な手応えを得ることができます。

 この講座は専門課程に入学後、「性格構造論と統合アルケミー心理学」カテゴリの単位(2.0単位)としてカウントできます。

講師プロフィール

推薦書籍

バーバラ・アン・ブレナン
光の手(上)』『光の手(下)』『癒しの光(上)』『癒しの光(下)

アレクサンダー・ローウェン
からだと性格 — 生体エネルギー法入門』『甦る生命エネルギー』『バイオエナジェティックス — 原理と実践

ジョン・ピエラコス
Core Energetics: Developing the Capacity to Love and Heal
Eros, Love & Sexuality, The Forces That Unify Man and Woman

エヴァ・ピエラコス『パスワーク

スーザン・テセンガ『防御なき自己

スケジュール

9月16日(土)
受付け(出席確認) 12:10-12:20
クラス 12:20-17:45(途中休憩あり)

・受付け時間より早く到着した場合は、廊下で待機してください
・ランチ時間なし、途中で長めの休憩あり。必要な人は飲み物、おやつなど持参してください

9月17日(日)、9月18日(祝)
受付け(出席確認) 9:40-9:50
クラス 9:50 – 16:45(昼休み 12:30-14:00頃。実習の流れにより多少ずれることあり)
・受付け時間より早く到着した場合は、廊下で待機してください

 会場への案内は受付け確認メールにて(東京メトロの駅から歩いて2分。緑の眺めある気持ちのよい施設です)。 

* クラスルーム内は飲み物、軽食(おやつ類、匂いの強くない弁当)の持ち込み可。ただし会場の使用規約により、ゴミは各自で持ち帰りが必要です。


 

申込み手続き

前提条件
録音講座「統合アルケミー心理学と性格構造論」を受講の上、申し込みに課題レポートを添付。

受講費
54,000円

手続き
(A)専門課程在籍者、(B)SHASの長期履修者・招待者カテゴリのMLに登録されている人)、(C)2022年11・12月の対面「基礎実技 I & II」「基礎実技 III & IV」受講者は(1)(2)(3)と(8)のレポートのみ。レポートの添付されていない申込みは受付けになりません。

 それ以外の人は(1)から(8)までをメール → office@lifeschool.org

(1)講座名(「性格構造論 2023年」)
(2)氏名
(3)カテゴリ (A)(B)(C)または「なし」
(4)住所
(5)年齢
(6)職業、教育背景
(7)写真(スナップ可、JPGなどで添付)
(8)提出課題 前提条件「統合アルケミー心理学(アルケミーと性格構造論)」を聞き、「自分のもっとも主要な性格構造は何だと思うか、なぜそう思うのかの理由とともにまとめる(合わせて1500から2500字程度)。完璧なレポートである必要はなく、現在の自分自身の理解度に基づいて正直に書いてください。

2. 受付け確認メールが届くのを待ちます。

<重要:送金は「受付け確認メール」が届いてから。席が確認される前に送金しないでください>

3. 確認メールの案内に従って受講費を納めます。

締め切り

8月31日、または所定の定員になり次第。

フィレンツェ、サン・ロレンツォ聖堂の天井に描かれた十二星座
フィレンツェ、サン・ロレンツォ聖堂の天井に描かれた十二星座
(写真 王由衣)

 久しぶりのアルケミー・シリーズです。ヒーリングやフラワーエッセンス療法を仕事にしたい人はもちろん、それ以外で自分の人生を充実させたい人にも役立つ講座です。2022年に実施した「スピリチュアル・アルケミーの理論と実践」パート1の続きとなります。本講座だけでも受講可能ですが、しっかりと理解の土台を作っておきたい人にはパート1の録音受講をすすめます。

 コロナ禍の混乱と制限が収束に向かい、ようやくいろいろなものが動き始めた今。コロナ以前にすでに見つけていた自己の道を揺るがず歩んでいきたい人にも、今この時期にこそ自分の進む道を見つけ、形にしていきたい人にも。

 人間は、切り離すことのできない宇宙・自然の一部であり、そして肉体と魂の重なる存在です。その人間にとっての生きる意味とは何かという、歴史をさかのぼるアルケミーの世界観からスタートし、目に見える領域と見えない領域の関係を体系的に理解し、自分が望む人生の青写真を手に実現していくための道すじを手引きしていきます。

 単なる自己実現や引き寄せ系のハウツーではなく、アルケミーの伝統的な知識と理解を足場に、深層心理学の知識もとり入れつつ、魂としての自分を道の中心に置きます。自然界の中の味方となる力の助けを借りる方法についても触れ、実用的な知識も含めていきます。

 多くの人にとっては、心の底にありながら忘れていたことを思い出し、改めて理解する経験。他方、世界をただ物質的なものとして見、その中で、自分の求めるものを形にしようと苦闘してきた人にとっては、新しい角度から世界と自分を見つめ直す機会になるでしょう。

関連講座・参考
スピリチュアル・アルケミーの理論と実践」パート1(録音受講が可能になりました)

大天使ミカエル、ラファエル、ガブリエル
トビアスと大天使ミカエル、ラファエル、ガブリエル(フランチェスコ・ボッティチーニ/ウフィーツィ美術館所蔵。写真 王由衣)


形式
・Zoomによるオンライン講義+クラスの間に各自で自宅実習
・逃した回は録音での視聴可能です

日程(全8回) 
木曜・金曜の夜 22:00-23:00
7/20、21、27、28
8/10、11、17、18


申込み手続き

受講費

(全8回) 26,000円
 

手続き

(A)専門課程在籍者・卒業生、(B)長期履修者カテゴリの指定を受けている人、(C)2022年11・12月、2023年4月の対面講座の受講者は(1)(2)(3)のみ。
 それ以外の人は(1)から(8)までをメール → office@lifeschool.org

(1)講座名(「実践アルケミー」)
(2)氏名
(3)カテゴリ (A)(B)(C)または「なし」
(4)住所
(5)年齢
(6)職業、教育背景
(7)(これが初めてのSHASである場合)受講を希望する理由
(8)写真(スナップ可。マスクを外した状態のものに限る)

2. 受付け確認メールが届くのを待ってください。

<重要:送金は「受付け確認メール」が届いてから。席が確認される前に送金しないでください>

3. 確認メールの案内に従って受講費を納めます。PayPalの送金記録がレシートの代わりとなります。アクセス情報は一律6月30日に配信。

締め切り

 7月1日、または所定の定員になり次第。


個人情報の扱いについて

 申込みの際に送っていただく個人情報は、その講座/研修/クラスの運営以外の目的に使用されることはありません。どのような場合でも、受講者の個人情報がSHASの外部に出されることは一切ありません。
 受講者の個人情報は定期的にサーバから削除し、受講記録をオフラインで管理しています。
 講座を受講された方でも、受講手続きに関する以外のお知らせなどは、資格限定講座への招待など例外的な場合を除き、基本的にお送りしていませんので、最新情報はサイトのアップデートページやTwitterをチェックしてください。




アレクサンドリア
現在のアレクサンドリア(エジプト)。かつて大図書館が面していた角度から海を眺める
 

 【女性のセルフ・リチュアルを含むため女性限定で録音受講可能】


あらまし

 School of Healing Arts and Sciences(SHAS)の教育プログラムは、古代から受け継がれ、ヘレニズム時代にはヘルメス派の神学として結実し、その後も歴史の背後を流れてきたアルケミーの思想と哲学を柱としています。

 エネルギー療法/ハンズオン・ヒーリングやフラワーエッセンス療法/フラワーレメディとして現代に生まれ変わった癒しの方法論も、その源流は、この古い伝統にまでたどることができます。

 「天にあるがごときに地にもあり」「自然は大宇宙であり、人間は小宇宙。その二つは互いに対応し、つながり合っている。人間は象徴を通して、その法則性を理解し、関係を読み解くことができる」というのはアルケミーの柱となる考え方です。

 SHAS では、この宇宙・大自然と人間の関係や人間存在のあり方についての理解に、エネルギーとチャクラの知識を組み合わせ、現代に生きる人々にわかりやすく、実践しやすい形で教えています。

 ロザリン・ブリエール博士ほか多くの教師が指摘してきたように、チャクラ(からだの中心線上に位置する7つの中枢)を中心とする人間の心とからだについての理解は、古い知恵の伝統(Wisdom Tradition)の一部です。

 SHAS では、1から7チャクラまでのそれぞれのチャクラが表象する人間の成長と発達の段階を、「鉛を精錬し、変容させ、金へと変える(ありふれた普通の物質を高く完全な物質へと精錬する)」精神的アルケミーの道程(Path of Alchemy)とします。

 そしてこの道程を歩むためには、直接的にも間接的にも、自然との深い関係が不可欠です。これについては、伝統的なメディスンの教えから多くを学ぶことができます。

 この講座では、スピリチュアル・アルケミーの基本的な考え方を理解し、それを現代に生きる自分の生き方に統合することについて学びながら、自然との関係性を癒し、結び直すことにも重点を置き、実践のためのいろいろな要素について学んでいきます。

おもなトピック
・精神的アルケミーの歴史的、思想的な背景(要約)
・アルケミーの視点から見た、宇宙・自然の中での人間の位置づけと役割
・アルケミーの道程とチャクラの体系の対応
・自然との関係を癒すことで自己を癒し、全体的なものにする
・リチュアルとセレモニー。伝統的な知識とエネルギー面での理解
・季節のリチュアルとセレモニーを通して自然との関係性をバランスさせる
・祈り。いつ、どんな場合に祈るか、何に対して祈るか。伝統的な知識とエネルギー面での理解
・アファメーション。祈りとの違い。効果を受けとるには。心理学的な理解とエネルギー的な理解
・自己ヒーリングのための空間を作る。心理学的な理解とエネルギー的な理解
・アーキタイプ(惑星、黄道十二星座、神話など)の助けを自己ヒーリングに生かす
・元素霊(エレメンタル)やネイチャースピリット(自然霊)との関わり
・女性のためのヒーリング・リチュアル

 その他、受講者のレベルとニーズに合わせてトピックを追加します。

参考
★ アルケミープラクティス アルケミーの体系とハンズオンヒーリングを組み合わせる
★ 過去のアルケミー系講座の概要
 

日程

2022年
5月20、27日、6月3、10、17、24日、7月8、15、22、29日、8月5日(22:00-23:30)
全12回

形式
・Zoomのオンラインセミナー形式+クラスの間に各自で実習
・逃した回は録音で視聴でき、また録音は繰り返し視聴できます

単位
オンライン講座「精神的アルケミーの理論と実践 I」(2.0単位)

関連講座
 録音講座「7つのチャクラ、エネルギー体とセルフヒーリング
 チャクラ・システムをアルケミーの道程として理解するための基礎知識と、基本的な自己ヒーリングのとり組みについての講義が含まれいます。

申し込み手続き
全12回 36,000円

手続き(録音受講) <女性のセルフリチュアルを含むため、受講は女性限定>

(A)専門課程在籍者・卒業生、(B)長期履修者カテゴリの指定を受けている人、(C)2022年11・12月、2023年4月の対面講座の受講者は(1)(2)(3)のみ。
 それ以外の人は(1)から(7)までをメール → office@lifeschool.org

(1)講座名(「アルケミーの理論と実践1」)
(2)氏名
(3)カテゴリ (A)(B)(C)または「なし」
(4)住所
(5)年齢
(6)職業、教育背景
(7)写真(スナップ可。マスクを外した状態のものに限る)

2. 受付け確認メールが届くのを待ってください。

<重要:送金は「受付け確認メール」が届いてから。席が確認される前に送金しないでください>

3. 確認メールの案内に従って受講費を納めます。PayPalの送金記録がレシートの代わりとなります。入金確認後にアクセス情報を配信。



【定員〆切り/キャンセル待ちリストのみ受付け】


 これまで合宿形式で行われてきた「アート・ヴィジョンクエスト」シリーズのリトリートを、今年はオンライン形式で実施します。
 趣旨や枠組みについては、まずアート・ヴィジョンクエストのページを読んでください。

 オンラインの集まりであっても、意識的にとり組むことで、安定したエネルギーの器が形成され、参加者のコミュニティから支えを受けとれること。そしてそれが深い変容プロセスの引きがねにもなりうるということは、フラワーエッセンス中級プラクティカムなどの参加者が経験している通りです。
 このリトリートでは、アートとヴィジョンをテーマに、各自のうちにある創造性を刺激し、表現のための空間を作ります。その空間の中で、今、自分の経っている場所を俯瞰し、自分が求めていることや自分に必要とされていること、ここから先の人生への展望などについて、自己の深い部分からのメッセージをイメージの形で引き出し、それが自分の手を通して色や形になっていくプロセスを経験します。
 自然の中で、互いに顔を合わせて行われる対面のリトリートには、もちろん他のものに代え難い楽しみがありますが、遠隔のつながりによってかえって感じやすいエネルギーの経験もあります。また泊まりがけでは参加できない人にも、SHASのリトリートを経験してもらう機会です。

日程
全8回
2月26日(土)13:00-17:00
3月5、12、19、26日(土)13:00-17:00
4月2、9、16日(土)13:00-17:00 

形式

・Zoom経由のオンライン・ミーティング+ミーティングとミーティングの間に各自でメディテーション、夢とのとり組みや絵を描く作業

・ミーティングは基本的にゆるやかな枠組み。テーマ・レクチャー、絵の描き方やプロジェクトについての手引き、参加者のシェア、フリーテーマのQ&Aなど。
 セミナー形式でなくミーティング形式で、やりとりはチャットではなく音声です。
 各自で作業する絵は、希望者はミーティングでシェアできます。
 ミーティング当日に参加できず逃した回は録音で聞けます。

テーマ・レクチャー
・ユングがクライアントのヒーリング・プロセスから見いだした「マンダラ」と、絵を通して自己の深い部分やアーキタイプと対話することについて
・夢について。歴史を通しての人間と夢との関係性の変遷。アーキタイプ。アストラルとのつながり
・タロー(タロット)カードの秘教的な歴史。大アルカナのイメージを通して、人生と変容プロセスのアーキタイプにつながることについて
・創造的(クリエイティブ)プロセスとヒーリング
・その他、参加者の質問、リクエスト、ニーズなどに応じて

タローのアーキタイプから
「The High Priestess(女性神官)」
(クリックで全体を見られるページに飛びます)



手引き
・色鉛筆(プリズマカラー)を使い、黒い紙に光を引き出すように描く手法(基礎から)
・タロー(タロット)カードプロジェクトについて

 絵を描く作業には色鉛筆(プリズマカラーなどのワックスベースで混色のできる柔らかい色鉛筆)を推奨しますが、水彩やパステルなど、それ以外に使い慣れた好みの画材のある人はそれもOK。
 今回は「マンダラ(「自己」の象徴として円を描き、その中に自分の中から出てくるイメージを描き込んでいく)」形式を基本の枠組としますが、過去の参加者で、すでにタロー(タロット)カード・プロジェクトにとり組んで進行中の場合は、それもOK。


準備するもの

・プリズマカラー(24色以上のセット+単品追加で「白」を5本以上)
 (Amazonのリンク) 72色セット 48色セット 36色セット 24色セット
  白(1箱12本)
  72色セットがあると便利ですが、48色か36色でも十分。混色ができるので、24色でも作業はできます。白は大量に消費します。
 セット、単品とも東急ハンズや画材店で買えます。
 (Amazonの出品で「カリスマカラー(旧名プリズマカラー)」と書かれているのは同じ製品。ただし「プリズマカラーVerithin」と書かれているのは種類の違う製品なので注意。Verithin(ヴェリシン)は日本の色鉛筆と同じような固めの色鉛筆です)
・消しゴム(トンボ、ステッドラーなどの製図用消しゴムと、練り消しゴム)
・鉛筆削り
・黒い画用紙(キャンソン紙、ミューズ紙、エスケント紙などの黒)。マンダラを描く用には四つ切り(392×542 mm)以上。練習作業用には八つ切り(392×271 mm)を10枚程度。
・定規、三角定規、分度器、コンパス
・画板や下敷き(紙のサイズに合わせて)
・(作画参考用)植物図鑑、動物図鑑など

前提条件

・基本的には過去のSHASのリトリート経験者向け
・リトリート参加経験はないが対面またはオンライン講座の受講経験のある人も可
  

単位

オンライン講座「アートセラピー(合計40クラス時間/4.0単位)

申込み手続き

全8回 35,200円
所定の定員になり次第〆切り

手続き

1.
(A)専門課程在籍者・卒業生、長期履修者カテゴリの指定の人は(1)と(2)。(6)はオプション
(B)それ以外の人は(1)から(6)まで必須

以下をメール → office@lifeschool.org

(1)講座名と申し込みカテゴリ(A、Bのいずれか)定員〆切り/待ちリストのみの受付け
(2)氏名
(3)住んでいる地域(海外の場合は国名)
(4)職業、教育背景(SHASでの受講歴を含めてください)
(5)この講座に参加したい理由
(6)写真(スナップ可、JPGなどで添付)

2. 受付け確認メールが届くのを待ってください。

<重要:送金は「受付け確認メール」が届いてから。席が確認される前に送金しないでください>

3. 確認メールの案内に従って受講費を納めます。

<携帯アドレスでのメールの不着がかなりの頻度であります。office@lifeschool.org をアドレス登録またはセーフ登録してください>

4. 入金確認後、アクセス情報は一律2月18日に配信。


 ボラージュ 

新しいメルマガがスタート
配信形式も変わります

 これまでメルマガスタンド「まぐまぐ」から配信してきた「エネルギーの海:スピリット通信」「フラワーエッセンス:Essence, Remedy, Healing」は、2019年いっぱいで配信終了となります。

 これに代えて、新しい総合メルマガの独自配信を2019年8月からスタートします。上記メルマガ購読者の方は、こちらへの登録をお願いします。(まぐまぐからの引き継ぎができないので、新しい登録をお願いします。)

 「エネルギーの海:スピリット通信」のヒーリングについてのテーマ、「フラワーエッセンス:Essence, Remedy, Healing」のフラワーエッセンス/フラワーレメディのテーマを、一つのメルマガに合わせて盛り込む形に。

 合わせて関連分野の話題や書評、SHASの講座についての最新情報なども掲載。

 携帯や各種デバイスでも読みやすいマルチデバイス形式で配信していきます。

 

柱になるトピック

・その時々のトピック

・チャクラとヒューマンエネルギーフィールド(HEF、オーラフィールド)の視点から人間関係や社会現象を見る

・フラワーエッセンスとフラワーレメディ、アルケミー関連のミニエッセイ

・書評とYouTubeビデオ紹介 ヒーリングやエネルギー、精神性、フラワーエッセンス、メディスンについての本や動画について、コメントや解説を添えて紹介

・その他、その時々で重要な/興味深い/面白い話題

・SHASの講座と研修の最新情報

(エッセイなど一部の記事は時間を空けてブログに載せることもありますが、時事的な内容や、ヒーリング・フラワーエッセンス分野のYouTubeビデオの紹介などはメルマガ限定です。)

記事のサンプル

新しいメルマガ創刊によせて

人はなぜおみやげを買うのか エネルギー的考察

デーヴァとネイチャースピリット研究の古典 ジェフリー・ホドソン『妖精の王国』から抜粋翻訳と用語解説

 

重要

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フォームから申し込み後に確認メールが届きます。この手続きを終えると、登録が完了します。

(新しい号が配信されるとTwitterで告知がありますが、自分の受信箱に届いていない場合は、まずスパム/迷惑メールフォルダを確認してください。それでも見つからない場合は、登録したメールアドレスが間違っている可能性が高いので、再登録をしてください。)

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Flower Essence and Flower Remedy

フラワーエッセンスとフラワーレメディ集中研修

 

School of Healing Arts and Sciencesでは、20年以上にわたり、フラワーエッセンス療法/フラワーレメディを、自然と人間の魂を仲介し、心と体の癒しを可能にするアルケミーの視点から教えてきました。

教室での講義を通して学ぶだけでなく、自然の中で実際の植物と向かい合い、観察や写生などを通して花と自然の言語を理解すること。合わせて、自分自身の内面と向かい合う力を育てることを重視し、長期的な学びの枠組みを提供しています。

フラワーレメディ/フラワーエッセンス療法は、花と植物の助けを借りて自然と向かい合う経験であり、自己の外的世界(自然)と内的世界(魂)が触れ合い作用し合うアルケミーのプロセスです。

そしてだから、フラワーレメディ/フラワーエッセンス療法の実践には「外的世界である自然そのものと関わる力」と「自己の内的世界の中に降りていく力」を育てることが必要とされます。

このような学びと成長を支えるため、School of Healing Arts and Sciencesの講座や研修では、植物学や深層心理学、元型(アーキタイプ)心理学、象徴学などと合わせ、アルケミー(精神的錬金術)の歴史と思想、過去から現在までのさまざまな癒しの方法論、先住部族の伝統的教えなど、多様な領域から知恵と知識を汲み上げて伝え、人間と自然の関係について統合的に学んでいきます。

これはSchool of Healing Arts and Sciencesのすべてのクラスに共通の背景です。

クズの花のフラワーエッセンス

そしてフラワーレメディ/フラワーエッセンス療法の研修では、さらに具体的なテーマに焦点を当てます。

フラワーエッセンス療法については、なにより人間と自然の魂の関わりそのものに土台を置くことで、バック(Bach、バッチ)レメディやFESのフラワーエッセンスを含む、フラワーエッセンス全体を包括し、特定のメーカーに縛られない全体視野的なアプローチ、普遍的で応用性のある知識、理解と方法論を学びます。

またエッセンスのエネルギー的な性質や作用についても具体的に学び、エッセンスを用いたハンズオンヒーリングなども実習します。

スターオブベツレヘムの花(札幌)

 

フラワーエッセンスとフラワーレメディ集中講座
フラワーメディスン入門

パート1 4日間(教室内でのクラスと遠足) 次回スケジュール調整中
パート2 4日間(教室内でのクラスと遠足) 次回スケジュール調整中

1-3日目 教室での講義+植物観察(10:00 – 17:00)
4日目 遠足 現地駅集合(10:00)、現地解散(15:30頃)

次回の集中研修は、場所と日程の調整中です。

参考

前回は、フラワーエッセンス/フラワーレメディ集中講座を、2つのパートに分けて札幌で実施しました。

1日目から3日目は札幌市内で講義クラス+植物園で植物観察。4日目は郊外への遠足を組み合わせ、Shool of Healing Arts and Sciencesのアルケミーの方法論に基づいて、フラワーエッセンスとフラワーレメディについて多面的、立体的に学びます。

植物観察は北海道大学の植物園。

スターオブベツレヘムの群生を観察する研修参加者たち

スターオブベツレヘムの花

遠足は列車で1時間ほどの白老へ(現地駅集合、現地解散)。

講義クラスは北海道庁(赤レンガ)と植物園近くの施設。宿泊は各自手配なので、道外から参加の人は飛行機とホテルのパックが利用できます。

「花からエッセンスを作ること」「フラワーレメディ(エッセンス)を用いて自己と取り組む、他者の手助けをする」とはどういうことなのか。

「自然と人間の神聖な関係と、それを仲介する花、植物」という土台の部分まで掘り下げて、特定のメーカーに依存しない、より本質的なフラワーレメディ、フラワーエッセンス療法の実践を目指します。

歴史、考え方から具体的な知識と理解まで、基礎・中級レベルの人には広くしっかりとした足場を。上級者には知識と技術の視野をさらに広げ、深めてもらえる集中研修です。

エッセンスを単なる「もの」「製品」と して扱うのではない。生命と知性ある存在としての植物、自然と向かい合うよろこびを、アルケミーの考え方を土台に学び実践する人たちと共有する機会でもあります。

 

 

参考 前回のカリキュラム

特定のメーカーやエッセンスにとらわれず、フラワーエッセンス・フラワーレメディそのものの成り立ちや働きについて、深く、広く学んでいきます。

・フラワーレメディとフラワーエッセンス療法の歴史、背景、方法論

・エネルギーのレベルから見た機序

・アーキタイプ心理学から理解するフラワーエッセンス

・アルケミー(精神的錬金術)とフラワーエッセンス

・植物と花の色、形、ジェスチャーを通して自然の言語を理解する

・伝統的アルケミーの体系、四大元素とフラワーエッセンス

・自然との関係を癒しと成長の道筋にするフラワーメディスンの考え方

・目に見えない存在たちの役割

・現代人の忘れてしまったより有機的な世界観を取り戻す

・実際に植物と向かい合う 物質レベル+エネルギー・レベルの統合的アプローチ

・質疑応答と参加者のレベル、興味に応じた追加のトピック

 

当日

・会場案内、その他の連絡事項は受付け確認メールにあります

・クラス開始時間の15分前に受付け/出席確認開始です(それより早く到着した場合は部屋の外でお待ちください)

・4日目の遠足は指定時間に現地の駅に集合、解散は現地です

テキストと予習

研修に先立って以下のテキストを通読してください。

必読

・小林正明 『身近な植物から花の進化を考える』 またはこれに類する、植物と花の進化について説明している本

・ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ 『自然と象徴 自然科学論集』 『色彩論』 『形態と象徴 ゲーテと「緑の自然科学」』 から1冊以上

・ジュリアン・バーナード『Dr.バッチのヒーリング・ハーブス—フラワーレメディー完全ガイド』 『バッチ博士の花の治療薬

・FES『フラワーエッセンス・レパートリ

・河合隼雄 『ユング心理学入門』 『無意識の世界』 (2冊とも)

・河合隼雄 『ファンタジーを読む』 『子供の本を読む』 『昔話の深層』 『昔話と日本人の心』 『神話と日本人の心』 『母性社会日本の病理』 『日本人の心のゆくえ』 『日本人とアイデンティティ』 『影の現象学』 などから2冊以上

・ルパート・シェルドレイク 『生命のニューサイエンス — 形態形成場と行動の進化

・(当日、以下のような図鑑を持参) 『山渓名前図鑑 野草の名前 春』 『山渓名前図鑑 野草の名前 夏』 『山渓名前図鑑 野草の名前 秋・冬』 『野草のおぼえ方(上)春・夏』 『野草のおぼえ方(下)秋・冬』など

研修の内容をよりよく理解するために強く推奨

・School of Healing Arts and Sciences Webクラス アルケミー講座

追加の推薦書籍

・パラケルスス 『奇跡の医書

・カール・グスタフ・ユング 『錬金術と無意識の心理学

・M.スコット・ペック 『愛と心理療法

・その他、推薦書籍のリストから自分の興味に合わせて

単位

School of Healing Arts and Sciencesの専門課程の学生には以下の単位が付与されます。

フラワーエッセンスとフラワーレメディ集中研修 パート1
カテゴリ フラワーエッセンス療法(専門レベル)
講座名 「フラワーメディスン入門 I」
単位 4日間の集中研修/24クラス時間/2.0単位

フラワーエッセンスとフラワーレメディ集中研修 パート2
カテゴリ フラワーエッセンス療法(専門レベル)
講座名 「フラワーメディスン入門 II」
単位 4日間の集中研修/24クラス時間/2.0単位


フラワーエッセンス療法科

この集中研修は、School of Healing Arts and Sciences フラワーエッセンス療法科の長期教育プログラムの一環ですが、同科に在籍でなくとも参加できます。

フラワーエッセンス療法科は、フラワーエッセンス療法のプラクティショナーとして、他の人を支えることを仕事にしていくことを目指す人のための専門教育プログラムです。

チコリの花
チコリの花

 SHASでは、通常のフラワーレメディとフラワーエッセンス療法の講座や集中研修に加え、より深く、植物との関係を伝統的なメディスンとヒーリングの教えに基づいて理解し、身につけるためのインテンシヴ(宿泊形式の集中研修)を行なっています。

 学びと内容の詳細はまずこちらを通読してください フラワーメディスン・インテンシヴ

 今回はフラワーエッセンスの生成、フラワーエッセンスと用いたハンズオンヒーリングの実習に加え、自然とのコミュニケーションを学ぶことにも時間をとります。

次回日程

パート1 2019年 5/2-5/7(5泊)
パート2 2019年 9/14-9/19(5泊)
パート3 2020年 5/2-5/7(5泊)

(延べ15泊18日)

飛騨の森
研修施設のある飛騨の森(初夏)

単位

 
School of Healing Arts and Sciencesの専門課程の学生には以下の単位が付与されます(このインテンシヴ参加後に専門課程に入学した場合は、専門課程の単位としてカウントできます)。

フラワーメディスン集中研修 フラワーエッセンス療法403
「フラワーエッセンス療法 専門分野への応用 I」
5泊6日集中研修/30クラス時間/2.5単位
前回2013年7月 次回2019年5月

フラワーメディスン集中研修 フラワーエッセンス療法404
「フラワーエッセンス療法 専門分野への応用 II」
5泊6日集中研修/30クラス時間/2.5単位
前回2014年4月 次回2019年9月

フラワーメディスン集中研修 フラワーエッセンス療法405
「フラワーエッセンス療法 専門分野への応用 III」
5泊6日集中研修/30クラス時間/2.5単位
前回2014年10月 次回2020年5月

購読テキスト

 研修に先立って以下のテキストを通読。またはWeb講座フラワーメディスン入門を受講。

必読

・小林正明 『身近な植物から花の進化を考える』 またはこれに類する、植物と花の進化について説明している本

・ジュリアン・バーナードの著作 『Dr. バッチのヒーリング・ハーブス—フラワーレメディー完全ガイド』 『バッチ博士の花の治療薬』 などから1冊以上

・FES『フラワーエッセンス・レパートリ

・河合隼雄 『ユング心理学入門』 『無意識の世界

・河合隼雄 『ファンタジーを読む』 『子供の本を読む』 『昔話の深層』 『昔話と日本人の心』 『神話と日本人の心』 『母性社会日本の病理』 『日本人の心のゆくえ』 『日本人とアイデンティティ』 『影の現象学』 などから2冊以上

・M.スコット・ペック 『愛と心理療法

・A・グッゲンビュール=クレイグ 『心理療法の光と影 — 援助専門家の力

追加の推薦書籍

・School of Healing Arts and Sciences Web講座フラワーメディスン入門

・School of Healing Arts and Sciences Webクラス アルケミー講座

・河合隼雄 『箱庭療法入門』 『心理療法入門』 『河合隼雄のカウンセリング入門 — 実技指導をとおして』(すべて)

・ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ 『自然と象徴 自然科学論集』 『色彩論』 『形態と象徴 ゲーテと「緑の自然科学」』から1冊以上

・ルパート・シェルドレイク 『生命のニューサイエンス — 形態形成場と行動の進化』

・(以下のような図鑑を持参することを推薦) 『山渓名前図鑑 野草の名前 春』 『山渓名前図鑑 野草の名前 夏』 『山渓名前図鑑 野草の名前 秋・冬』 『野草のおぼえ方(上)春・夏』 『野草のおぼえ方(下)秋・冬』など

・カール・グスタフ・ユング 『錬金術と無意識の心理学

・パラケルスス 『奇跡の医書

絵を描くことを通してのヴィジョンクエスト

場所

飛騨の自然豊かな研修施設
集合場所 JR高山駅(高山駅からグループで移動)

申し込みには全回参加のコミットメントが必要です。

参加費用(2019-2020年、5泊6日のクラス×3回)

・各回 受講費65,000円

・宿泊費
調整中(目安として各回5.5万円前後、5泊6日、初日の夕食から最終日の朝食までの朝・夕食込み。昼食は各自。物価の変動により多少の調整あり)
食事は地産地消の飛騨の食材を中心にしたヘルシーでおいしいものです。

飛騨研修の夕食
研修の夕食
研修の夕食

申込み手続き

前提条件

(カテゴリA)
SHASの専門課程に在籍または卒業
または
2015-2018年中にSHASの泊まりがけの集中研修に参加経験あり

(カテゴリB)
SHASの対面のフラワーエッセンス講座・研修を合計10日以上受講済み
または
Webのアルケミートラックを2年度(48時間)以上受講済みで、対面講座の受講経験1回以上あり
または
SHASの対面講座・集中研修(フラワーエッセンス以外でも可)を合わせて15日以上受講済み

(カテゴリC)
School of Healing Arts and SciencesのWebクラスから、フラワーメディスン講義パート1・2・3を受講

・上記に指定のテキストを研修までに講読。

・パートごとの学びと経験の上に次のパートを築いていくため、前のパートに参加していないとその後に来るパートには参加できません。

手続き

・カテゴリ(A)は研修名と名前を書いてそのまま申し込み

・カテゴリ(B)(C)該当者は
(1)研修名「フラワーメディスン集中 2019-2020」、(2)名前、(3)年齢、(4)住所、(5)職業、(6)教育と学びの背景、(7)写真(スナップでOK)を添えてオフィスまで → office@lifeschool.org

・申込み締切り=定員になり次第
・受講費の支払いの詳細は受付け確認後。
<重要:受付け確認メールが届く前に送金しないでください>
・宿泊費は研修当日、受付けスタッフに渡してください
・専用のメーリングリストの運用を開始しています。追加の詳細もこちらで
・定員あり。前提条件を満たしていることは、参加受付けを保証するものではありません

フラワーエッセンス療法科

この集中研修は、School of Healing Arts and Sciences フラワーエッセンス療法科の長期教育プログラムの一環ですが、同科に在籍でなくとも参加できます。

フラワーエッセンス療法科は、フラワーエッセンス・プラクティショナーとして仕事をしていくことを目指す人のための専門教育プログラムです。

エーテル体
エネルギーの身体(からだ)

 アルケミーを土台とするSHASの心理アプローチを概観した後、エネルギーを介して心と身体を統合するアルケミー的な視点から、性格構造論(キャラクトロロジー)について講義していきます。

 性格構造論の全容を理解し、その面白さと実用性を知るには、肉体とヒューマンエネルギーフィールド(HEF、オーラフィールド)の観察の仕方を学び、自分を含めた実際の人間に当てはめてみる経験が必要です。このための対面クラスは2023年9月に実施されますが、この講義はその前提となります。

 SHASの統合アルケミー心理学は、こころとからだをつなぐ理解と実践の体系です。

 古典アルケミーの思想である「魂と肉体の対応」「自己の内面と外的な表現の対応」を枠組みに、近代の発達心理学・対象関係論、チャクラの発達心理学、人格構造論、ヒューマンエネルギーフィールド(HEF)理論を統合し、より全体的、有機的な形で「自分という存在」を理解していきます。

 心と肉体(からだ)は、切り離された別々のものではありません。心と肉体はどちらも「自分という存在の動的な表現であり経験」です。そしてヒューマンエネルギーフィールド(HEF、オーラフィールド)は、その経験の生きて変化する媒体です。

 この足場に立って人間という存在を見る時、自分自身をより全体的に理解することができるだけでなく、自分自身の心とからだが変化していくための可能性を見ることができます。

 心理や肉体を「すでにできあがってしまった、固定されたもの」としてではなく、変化と成長の過程にある、動的な表現であり経験として見ることができるようになるのです。

 現在の自分の心と肉体の状態は、自分を作り上げた過去について理解するための手がかりであり、同時に未来に向けての自分自身の土壌(足場であり養分)です。

 これはSHASのアルケミープラクティスの土台となる考え方ですが、そのままハンズオンヒーリングやフラワーエッセンス療法/フラワーレメディを実践するための土台にもなります。

講師プロフィール

シラバス

講義1

なぜ統合アルケミー心理学か
現代社会の物質主義は「生きることの意味」を見失わせている
心理学(Psychology)のもともとの意味は「生命である魂についての学問」
近代心理学のルーツ
メスメルの生命磁気療法とフロイト
失われた理解
人間として自由に、健康に、幸せに生きるために
アルケミーの伝統
自然と人間の関係
外宇宙(マクロコスモス)と内宇宙(ミクロコスモス)の対応
心理を理解するだけでなく、自己の全体を見る
自己の理解をより全体的で実用的なものにするために
心理学という近代的なアプローチとアルケミーという伝統の知恵を組み合わせる
人間存在の構成要素・領域
悩みや葛藤、トラウマ経験や機能不全に意味を与える
癒しと変容のプロセス

アルケミーの伝統と複数の心理学分野を統合する
SHAS の心理的アプローチのベース

ライヒ派の心身統合療法・性格構造論
ユング心理学とアーキタイプ心理学

講義2

(先回の続き)
SHAS の心理的アプローチのベース

発達心理学
対象関係論
近代秘教の理解(ディオン・フォーチュン、W・E・バトラー)

性格構造論の新しいとらえ方(1)
近代の性格構造論、ライヒからブレナンまでの流れを概観
ウィルヘルム・ライヒとオルゴン(生体エネルギー)
精神科医アレクサンダー・ローウェンとジョン・ピエラコス(バイオエナジェティックス、コアエナジェティックス)
バーバラ・ブレナン『光の手』(コアエナジェティックスの理論+ブリエールのチャクラ理論+ヒューマンエネルギーフィールドの観察)

統合アルケミー心理学の視点
個人の心理構造が形成される仕組み
自己の本質とのつながりを経験を通して取り戻す
本当の意味で幸せな人生を生きるために
性格(キャラクター)・人格(パーソナリティ)と自己の本質(エセンティア)
エドワード・バックの考え方(フラワーレメディの背後にある哲学)「mindとsoulの葛藤が病を作り出す」

統合アルケミー心理学の方法論

統合アルケミー心理学のメタ構造SHAS の統合アルケミー心理学は、「過去からの条件づけを外し、この人生に自分自身のより大きなかたち(本質、エセンティア)を表現すること」を目的に、自己知識、理解の手がかりと取り組みの方法論を示す統合アルケミー心理学のメタ構造には以下のものが含まれている
・アルケミーの基本原理(ヘルメティカ他アルケミーの文献)
・チャクラと人生の段階の象徴的対応(ブリエール)
・エネルギーを介した心理と肉体の関係(ピエラコス・ブレナン)
・関係性心理学、チャクラの発達心理学的構造(ラムスデン)
(今回の講座では性格構造論を中心に話を進めてくので、他については概観にとどめるが、性格構造論を解いていくにあたってもこれらの理解がつねに背景に存在している)

自己の本質(エセンティア)はつねに自分の内にある
グラウンディングと物質世界で機能する力を高めること
自分の望む人生を作り出すために
生き甲斐を感じるには
肉体と感情体を通して「感じる」「経験する」ことの大切さ
「問題、悩み」「チャレンジ」は、自分自身のあるべき姿を思い出すための「手がかり」
エネルギーの視点は内的心理と外的肉体をつなぐ
自己の本質をこの世界に表現する足場

心理は単なる内的な経験ではなく、実質のあるエネルギー現象
心理は単に内的(主観的)な経験ではなく、エネルギーを通して外的にも表現される
性格構造として長く維持された固有のエネルギーパターンは肉体にも表れる(健康にも影響を与える)
心理をエネルギー現象として捕らえることで、過去の関係性/条件づけによって作られている現在の人格や関係性のパターンに、エネルギーレベルで働きかけ、変化を促すことができる

性格構造論の概念
エネルギーの防衛(ディフェンス)とブロック

講義3

関係性が自己を作る
・親との関係や人生早期の環境がそれ以降の関係性の鋳型になり、基本的な心理構造を作る

チャクラと人間の発達
・人間の成長段階とチャクラは象徴的に対応しているだけでなく、チャクラの機能は実際の心理的な成長プロセスと結びついている

性格構造論の新しいとらえ方
近代の性格構造論、ライヒからブレナンまでの流れを概観

ウィルヘルム・ライヒとオルゴン(生体エネルギーと心理)
精神科医アレクサンダー・ローウェンとジョン・ピエラコス(バイオエナジェティックス、コアエナジェティックス)
バーバラ・ブレナン『光の手』(コアエナジェティックスの理論+ブリエールのチャクラ理論+ヒューマンエネルギーフィールドの観察)
バーバラ・ブレナン『癒しの光』(コアエナジェティックスの理論+精神科医アンドレ・ライテスの理論+ヒューマンエネルギーフィールドの観察)

ブリエールとブレナン以降のエネルギー心理学

ディーン・ラムスデン
関係性エネルギー心理学(チャクラの機能の心理的理解、発達心理学・対象関係論、エネルギー現象としての人間関係とチャクラコードの観察・理論を体系的に統合)

心理は単なる肉体の付随機能ではない
人間が抱えるさまざまな問題に光を当て、長期的な解決策を得るためには、肉体を超えて存在する魂・自己の本質について考えることが必要
アルケミーの伝統が教えること
魂の成長と変容プロセス(アルケミーとユング)

講義4

基本的な性格構造1 スキツォイドとそのヴァリエーション
基本的な性格構造2 オーラルとそのヴァリエーション

それぞれの性格構造のアーキタイプ(元型)
肉体とエネルギーフィールドの特徴
ブロックと防衛(ディフェンス)のパターン
親との関係性、幼い頃の環境
心的トラウマ形成の時期とパターン
自我と自己の境界(バウンダリ)
まわりの人間や社会との関係性
対人関係のパターン
性的表現のパターン
欧米と日本での表現の違い
提示される悩み・葛藤
人生を通して経験されるテーマ・チャレンジ
手がかりをどのように理解するか
変容プロセスを経ることで得られるもの・引き出せる光と力
実際の取り組みの方向性

講義5

基本的な性格構造3 マゾキストとそのヴァリエーション

基本的な性格構造4 サイコパスとそのヴァリエーション

講義6

基本的な性格構造5 リジッドとそのヴァリエーション

まとめ

質疑応答

推薦書籍

専用ページにリストがあります。


形式

・オンラインの講義形式(ライブストリーミング)を録音したもの。ダウンロードして聴けるので、じっくり学ぶことができます
・パソコン、携帯、タブレットで視聴可能
・基本的に音声のストリーミングなので、携帯や帯域の限られた回線からでもスムーズに視聴できます。
・専門課程入学後は受講済み単位になります。「統合アルケミー心理学と性格構造論」(2.0単位)


受講費

全6回 18,000円(録音ファイルのダウンロードを含む)

手続きはこちらのページを参照

 2016年6月に行った南フランス集中研修の参加者の感想の一部です。

 ヨーロッパでの集中研修はだいたい3年に1度のペースで予定しています。

 基本的には統合ヒーリング科とフラワーエッセンス療法科の学生・卒業生のための研修ですが、School of Healing Arts and Sciencesで長く学んできた履歴のある人の参加もあります。

 ヨーロッパでの研修は、アルケミーの道程に深く惹かれる多くの人にとって、自分自身の魂の記憶と向かい合う機会になります。

(1)

 ルルド、すがすがしい場所でした!!

 水と空気が本当に魂のごちそうになりました。

ルルド
ルルドの町を守るように取り囲む丘から、聖域を見たところ

(2)

 フランス研修、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 私は帰国後1週間ほどは、体調を崩していましたが 、その後、南西フランスでいただいた滋養の効果か、ずいぶんと元気に過ごしています 。

 はじめて行った場所でしたが、オクシタニアの自然や街並みなどどれをとっても、私が焦がれていた風景でした。

 ルルドに集う方々や受け入れる方々の様子は、とても尊いものとして心に残りました 。

 自分一人では、フランスの中でも南西部に行くことを選択肢に入れることもなかったと思いますし、実際に行く力もなかったと思います。

 先生とみなさんの力に乗せていただいて行くことができたのだろうな、と思います。

 盛り沢山すぎて未だ記憶の整理が追いつきませんが、漏らすことなく経験を刻み込んで、今後に役立てていきたいです。

カタリ派の城
城塞の案内役をお願いしたのは、歴史学者で、オクスフォード大学のローズ奨学生たちにカタリ派の歴史を教えているジェイムズ・マクドナルド氏

(4)

 改めまして、フランス研修では大変お世話になりました。

 毎回リトリートや集中研修に参加させてもらって思うことですが、家族や仕事のコミュニティから一人離れ、外に出ることの大切さを今回は特に実感している感じです。

 特に、今回はルルドやカタリ派の城を巡るということが関係しているのかいないのか、 準備段階から、ずっと「内的な光」や「巡礼」について思いめぐらすことが多かったように思います。

 実際に、ルルドで土地の存在のチャネリングをした経験は、宗教としてのキリスト教や聖母の存在は、自分にとって大きな光の存在の「象徴」でしかなかったのだと、 気づかせてくれました。

 お陰で(?)あんなに欲しかったロザリオ熱も冷め、オクシタニアの十字架を手に入れたことで、何だか妙に落ち着いてしまいました(笑)

ルルド

 今回、過去生の記憶について考えることが多かったように思います。 肝心な記憶については未だにはっきりとした形で思い出せていませんが、過去を思い出すということ自体を、勘違いしていたのかも知れません。 ドラマや映画のようなファンタジーというか、 そんな劇的なものを想像していました。

 でも、実際に縁を感じている様々な場所に赴き感じたことは、劇的なビジュアルではなくて、内的に感じた確かにその場所にいたことがあるという確信でした。

 そこには怒りや、恨みや悲しみの感情は不思議と感じられず、 (もっとおどろおどろしい感情が出てくるのかと思いこんでいた) その土地に感じている懐かしさと再びその土地に戻ることが出来た嬉しさをしみじみと感じていたのでした。

 自分では過去の人生を思い出すことは 「今の人生でのプラスになる、プラスにしたい」と願っているにも関わらず、実際の日常では過去での体験が、今の人生の中で足かせになっているのではないかと感じることが多く、思いだすこと自体、躊躇していたのかも知れません。

 クラスで、先輩が「今だったら、信仰のために死んだりできない」(そんな感じのことを) というような話をしていた時に、自分だったらどうだろうと思って聞いていました。

 その時に多分、自分なら、信じていることを曲げてまで生きていたくないと思っただろうなと感じていました。

 でも、その土地に足を運んでみて感じたことは、想像と全く違っていました。 過去生の自分は、迫害されて辛い人生を送って仕方なく死んでいったと 思いこんでいたのですが、 今回フランス研修を終えて思うのは、その時の自分は、信仰を貫き生きることがとても幸せだったんだと。

 その生き方をとても誇りに思っていたように思うのです。 だから、その時の生き方への憧れを今も手放せないでいるんじゃないかと。

奇跡のメダイ教会

 プロバンスの修道院に着いたころにはもう、この頃の自分と同じようには生きていくことはできないんだと感じて少しさびしい気もしましたが…。

 何にせよ、 オクシタニアにはまた行かなくちゃ。

 ありがとうございました。

カタリ派の城

(5)

 [研修の後に先輩たちと足を伸ばした]ゴルドの村とセナンク修道院はとってもとっても美しかったです! ロクシタン ゴルド村店がありましたが、そこの店先にオクシタニアの十字架が飾ってあり、感激!・・・したのに、ぼんやりして写真撮るの忘れてしまいました。

 またオクシタニアには絶対戻って何日間か過ごすぞー!と心に誓いました。

セナンク修道院
セナンク修道院

研修に参加したインターンのブログ記事
http://ameblo.jp/sageandspirit/entry-12177255607.html
http://ameblo.jp/sageandspirit/entry-12180237638.html

関連読み物(写真多め)
カタリ派の村と城 乗馬トレッキング/南フランス